313 ドイツ研修記3:ヴェッケルバイラー

ガイガーさんの工房を後にすると、ニュールンベルク駅に向かいました。駅の案内の人に「ヴェッケルバイラーの場所に行くにはどうすればいいか?」と聞くと、切符を売るところで聞いてくれ、と言われ早速向かいます。行ってみると切符売り場には人は並んでおらず、そこらあたりでたたずんでいます。どうやったらいいか、おばさんに聞くと、番号札を取ることを教えてくれました。順番はかなり先です。この間にホテルから荷物を取ってくることにしました。ただ、順番を過ぎると無効になってしまうようです(日本と違う)。

何とか、間に合い切符を買うと、どう乗り換えたらいいかのリストを印刷してくれました。ドイツはこれがあるから便利です。

無事列車に乗ることが出来、到着駅で降りると、バスに乗り換えます。バスは出発時間より2分前に出発!出発?!しました。終点につくと、とりあえず、「ヴェッケルバイラーってどこですか?」って聞いてみました。「この道まっすぐ上がって行くとバス停があるからそこからバスに乗ってください。」と言われました。

えっ?ここ最終じゃないの? ここまでしか時刻表には載ってないけど??と思いながら、言われたバス停へ。そこにいたずら坊主たちが4,5人たむろっていたので、聞いてみました。「ぼくたちが乗るバスで行けるよ。」「いや、行けないと思う。」子どもたちが討論し始めました。たぶん行けるだろう、ということになり、バスの運転手さんに聞くことになりました。子どもたちは到着したバスの運転手さんに聞いてくれて、乗り込みました。

途中、「ここで降りるんだよ。」と男の子の一人が教えてくれました。

挨拶しながらバスを降りました。短い間でしたが、出会いの瞬間でした。

やっと何とかたどり着いたときには、もう4時を回っていました。

ヴェッケルバイラーではカッパーベルを作っている工房を訪ねるのが目的です。

早速、工房を案内してくれました。

工房には、たくさんの障害を持った人たちが働いています。

写真を撮っていいですか、というとみんな集まってきてくれました。

一番左の方は、案内していただいた販売担当の方。二番目の方が、この工房を担当されている方です。

当店で販売している、カッパーベルを作る係の人、ローソク消しを作る人、それぞれ、担当に分かれています。

それにしても、皆さんとても明るくて、楽しそうです。完成品としてしか知らなかった商品が丁寧な作業の中で、作り上げらているのを目の当たりにして、ますますこの商品に愛着を感じるようになりました。

これはローソク消しのキャップの部分をたたいて作っているところです。担当者が不在だったので、写真をおいてくれました。

これはカッパーベルを作っているところです。型打ちされた半球状のものを叩いて仕上げていきます。

この工房では、銅を使った様々な楽器も作っています。この棚にはそれぞれの楽器の部品が収められています。

他にも、いろんな工房があります。これは織り物の工房です。ここで織られた布は、クレヨンケースなどに加工されます。

この授産施設は、シュツットガルト一帯の中では一番規模が大きい施設のようで、中心的な役割をしている、とのことでした。

帰りは、案内をしていただいた方に、一台目のバスの終点まで送ってもらうことになりました。
車で走りながら「ここは不便でバスの便が殆どありませんからね。」といわれました。

幸運だったとしか、いいようがありません。