時々、大きな宝石屋さんなどで
内側に紫色のとがった宝石がついた、
中が空洞になった大きな石が展示されていることがあります。
なんとも不思議な感じです。
紫水晶と呼ばれ、水晶の成分の中に鉄が微量に入り込んでできているようです。
普通の水晶と違い、あまり長い結晶を作ることはありません
表面はつるつるでそのまま宝石として身に着けられそうです。
地中深く、熱水の中に溶け込んだ水晶の成分が
とてつもなく長い年月をかけてゆっくりゆっくりと冷えながら
固まっていったのでしょう。
大きな塊を割ると中から何億年も前の水が出てくるのでしょうか?
とてつもないタイムカプセルです。
サイズ:全長約6.5~10cm(ばらつきがあります)
重さ:約170~200g