織り機のメーカーが作っている機（はた）織りです。
縦糸を端の木の棒に結び付け真ん中に渡っている棒（はた）の溝に沿わせながら
反対側の木の棒に結び付けます。
その棒を手前に倒したり向こうに倒したりすることで縦糸を上下に分け、
その中にひ（糸を巻きつけた細長い板）を通すことで簡単に、スピーディに織ることが出来ます。
また、織り機の両端が縦糸を巻き取れるような構造になっているため、
織り機の長さに規定されず、長い布を織ることが出来ます（60cm程度まで）。
横幅は織り機の溝の付いている幅まで、自分の好きな幅で織っていくことが出来ます。
従来の織り機と比べて、縦糸同士の間隔が密なため、
よりきめの細かい布を織ることが出来ます。

子ども用織り機は写真のように紙箱に入っており、中を開けると、
途中まで織られた布が取り付けられていますので、どのように糸をかければいいか、
どのように織っていけばいいか、が簡単にわかるようになっています。
まず、この布を仕上げて、自分の作品に挑戦してください。
子どもの玩具のようですが（実際そうですが）、大人の欲求にも十分耐える物で、
糸の選択や織り方で、とてもすばらしい作品が仕上がります。
テーブルセンター、壁掛け、大切な宝物を飾る敷物、など作って、
部屋を自分の作ったもので飾ってください。