◆ザーレムライア生産についてのお知らせ
2024年1月31日をもちまして、ニーダー氏制作によるザーレムライアの受注は終了いたしました。
こちらのページは参考のためこのまま公開しております。
今後はペロルにてザーレムライアを引き継いだライアの制作を予定しております。
◆オーナーコメント
ザーレムライアは、「本物のライア」として
当店が絶対的な自信を持ってオススメできる楽器です。
制作者はドイツ在住 ホルスト・ニーダー氏です。
奏でるととても深くて染み透る音が広がり、
ずーっと弾いていたくなる気にさせられます。
ニーダーさんは、
その響きを「弦と木のバランスが取れている状態」
と表現しています。
弾いたときの手の感触もとても柔らかく
手に吸い付くようです。
もちろん弦はザーレム工房で作られたものです。
木は、ザーレムライアを作っているものと同じ、
長い間乾燥させた木が使われており、
大まかに機械彫りされた後、
手作業で彫りあげられ、
オイル仕上げが施されています。
7弦のタイプと10弦のタイプがあり、
7弦はペンタトニックのみですが、
10弦はペンタトニックとダイアトニックがあります。
10弦のタイプは
弦を交換すること(別購入)で
ペンタトニックをダイアトニックに、
ダイアトニックをペンタトニックとして使うことができます。
7弦ペンタトニック:トネリコ(ハードケース付)音域 d'(レ')-e"(ミ'')
10弦ペンタトニック:トネリコ(ハードケース付)音域 h(シ)- a"(ラ")
10弦ダイアトニック:トネリコ(ハードケース付)音域 c'(ド')-e"(ミ")
キンダーハープの銅色の弦はブロンズ製の弦で、
急に弦を張ると切れやすいので、なるべくゆっくりと張力を掛けるようにご注意ください。
ニーダー氏はライアの生みの親である初代ゲルトナー氏によって
同じタイプのライアを作ることを認められた三人の弟子の一人です。
ゲルトナー氏によって生み出されたライアを
さらに発展させていこうと努力されています。
そのために、形は殆どゲルトナーのライアと同じですが、
随所に彼の考えと経験が生かされています。
彼のこだわりはライアの本体のみならず、
ライア用の弦を自作してしまうほどです。
(彼の作った弦のなんとプニプニして生き生きとしていることか、
なまものといった感じです。)
そして、現在さまざまなライアメーカーの
弦の相談にものっているそうです。
インフォメーション
・ブランド:ザーレム
・生産地:ドイツ
・材質:トネリコ
・サイズ:約40cm×25cm 約800g(ケース込で約2Kg )
・付属品:T型調弦キー、ハードケース(鍵無しとなりました。)
◆当店ではドイツのザーレムライア工房で定期的に研修をし
コロイの楽器メンテナンスの資格も
ドイツで取得した専門スタッフが
メンテナンスや修理にあたっていますので
安心してご購入いただけます。
他メーカーのライアについても
メンテナンスや修理を行っております。
お気軽にご相談ください。