ルドルフ・シュタイナー講演集
[カルマ的関連の秘教的考察]
アントロポゾフィー運動のカルマ的関連
ドルナッハにおける11回の講演
(1924.7.1~8.8)
地上の生活において誕生から死に至るまで
私たちが遭遇することの中に、
まさに運命的・カルマ的な関連がある。
・・・カルマ的関連を徹底的に見通すことによって、
自由の本質を初めて正しい光のもとに見られる。
アントロポゾフィー運動に入ってくる人々は・・・
カルマ体験を注意深く見ることができなくてはなりません。
カルマを気楽に体験すること、
カルマをのんきに体験しようとする意志があると、
それが物質的な病気や、物質的な事故として、
まさにその報復が戻ってくるのです。
ミカエルは強力な霊です。
そしてミカエルは勇気に満ちた人間だけを、
内的に勇気に満ちた人間たちだけを全面的に
必要としているのです。
・・・人間を狭い地上的な関連から引き抜いて、
霊的な高みにまで持っていくように、まさに働くのです。
(本文より)
*
最も重要な『カルマ論全集(日本では未訳の3巻~6巻)』第3巻の邦訳:
人間が再びカルマに、本当のカルマに帰っていく、
本当のカルマを生き尽くすための・・・
宇宙からの一条の光、カルマ認識の書
●目次より
訳者による序文
アントロポゾフィー運動のカルマ的関連 11回の講演
1:7月1日(火)意識魂の時代における思考の発展/
現代に必要な、生きた思考/他
2:7月4日(金)人間のカルマを準備する諸力と「本能」/
現在に働きかける過去の死者たち/他
3:7月6日(日)人生72歳は宇宙の一日/
アントロポゾフィー協会のカルマ/他
4:7月8日(火)19世紀前半の超感覚的祭礼/
アントロポゾーフの自己認識の必要性/他
5:7月11日(金)新しい、別の時代がやって来る/
カテキズムの成立とミサの変容/他
6:7月13日(日)偉大なシャルトル学派/
シュタイナーの生涯とシトー会/他
7:7月28日(月)ミカエルの超感覚的学校/
第一ヒエラルキアの巨大な行為/他
8:8月1日(金)ミカエルと他の大天使との関係/
「自然という書」を読むことの必要性/他
9:8月3日(日)ミカエルの力は個人のカルマの中に強力に働きかける/他
10:8月4日(月)イニシアティブを持つことの必要性/
物質主義の間違いとは?/他
11:8月8日(金)天使たちの分裂とカルマの混乱/
アントロポゾフィー的な精進の魂/他
訳者による解説
シュタイナーの生涯と業績におけるカルマ論の意味
11世紀~12世紀の偉大なシャルトル学派
おわりに
◆インフォメーション
訳・解説:浅田 豊
出版:涼風書林
ページ数:221ページ
発売日: 2021/05
サイズ:A5判フランス装 約21 x 15x 1.6cm
ISBN978-4-903865-47-8
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