「黄道十二宮のダイナミック画法」
ヴォルフガング・ヴェゲナー(1920-1984)による12星座マークの芸術的創発プロセス
自己学習の実用ガイド シリーズ1
日本語とドイツ語併記
ページ数:60ページ
発行:2025/6/21
サイズ:A4 厚み約0.4cm
《訳者のことば》訳者あとがきより
ライナー・シュヌーレさんが、2023年11月11日(聖マルティンの日)に天界に旅立たれた、
と私が知ったのは、2024年の夏、ドイツにこのダイナミック画法を学びに行きたいとコンタクトをとったときでした。
その後、原本の巻末にあった資格保持者の何人かに連絡をとりましたが、
残念ながら誰ともつながれず、ドイツでの学びはあきらめざるを得ませんでした。
私は、アントロポゾフィー音楽療法士で、
R.シュタイナーの黄道十二宮の詩「12の気分」に興味を持ち、
それを歌にして、日本語の歌詞も加えて、2023年3月にコンサートを行いました。
その試みを絶賛してくださった工藤咲良さんから、
この「黄道十二宮のダイナミック画法」を教わりました。
それから、この原作本を購入して、自分で訳してみると、
黄道十二宮への新たな視点にあふれていて、夢中になりました。
その後、丹羽敏雄さんが生前、この本を訳されて講座の中で扱い、
そこで教わった方が何人かいることを知りました。
その中のひとりと話し、私がドイツでの学びはできていなくとも、
みなさんと一緒に深めていくことならできるのではないか、
と、連続講座「季節のめぐりに合わせて R.シュタイナーの黄道十二宮を味わう」@横浜&福岡に取り入れてみました。
大きなスケッチブックに向かう参加者みなさんの「静けさ」が物語っていました
― このダイナミック画法のすばらしさ、奥深さ、精神性を。
そして、講座参加者の多くが、本を読みたいと希望してくれました。
勇気をもってシュヌーレさんの後継者ガブリエレ・ラディッヒ(Gabriele Radig)さんに尋ねてみました。
すると、「日本での出版は大歓迎」というお返事がすぐにやってきました。
私は、プロの翻訳家ではありません。ドイツ語が堪能なわけでもありません。
そんな私が、この本を出版してもよいものか……については、迷いもありました。
けれども、黄道十二宮について学びたい、という気持ちが、人一倍強いことだけは自信があり、
同じ志を持つ人には、この本はきっと役立つだろう、という確信もありました。
そして、もうひとつ。
これまで私は、翻訳機を使ってではあっても、自分の学びのために、
R.シュタイナーをはじめ、アニー・フォン・ランゲ、ヘルマン・プフログナー、
ヴェルベックなど、多くのドイツ語の本を読んできました。
このようなプロセスをたどってきたこと、そのものが、特にアントロポゾフィー関連で、
読みたい書籍が翻訳されていないからとためらってしまう人たちに、
何らかのヒントを手渡せるのではないか、と思ったのです。
― それが、この本を、「ドイツ語と日本語の併記」にした理由です。
この本を最初に読んだとき、山羊座で、「Satori(悟り)」という日本語が入っていることに、
驚きとともに、何か、不思議なつながりを感じずにはいられませんでした。
日本のみなさんの中で、この黄道十二宮のダイナミック画法が、
水を得た魚(魚座)となり、13番目の星座として泳いでくれることを願ってやみません。
2025年 夏至
宮沢あけみ
アントロポゾフィー音楽療法士 宮沢あけみ
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◆2023年3月24日に開催されたコンサート「牡羊座」
この楽譜の中の牡羊座を、作者自らがコンサートで演奏した動画です。
コンサートではこの楽譜に基づいて12の星座の曲が演奏されています。
そのほかの演奏も追ってアップされる予定です。
作者自らの演奏をお楽しみください。
そのほかにも、カラーシルクを使ったパフォーマンスや
他の楽器の演奏も入っています。
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