ルドルフ・シュタイナー講演集
[カルマ的関連の秘教的考察]
アントロポゾフィー運動と
現代の霊的生活
ドルナッハにおける10回の講演と
1回の講話
(1924.9.5-28)
超感覚的なものは、・・・感覚的なものの中に現れるのです。
とらわれのない仕方で、全き認識の信念をもって、
超感覚的な事実を取り扱うことです。
・・・それによって初めてアントロポゾフィー運動に、
本当の精神的内容を与えることが可能になるのです。
私たちが1年を巡る他の祝祭に加えて、
それに正しく呼応するような「ミカエル祝祭」を
将来的に付け加えることができるとしたら、
それはアントロポゾフィーによる時代の徴の解釈というべきものの
最も美しい成果の一つになるでしょう。
人間の心情のすべてで受け取られた時にだけ、
人類にとってアントロポゾフィーは意味を持つのです。
(本文より)
シュタイナー最晩年の「カルマ論全集」
日本では(未訳の3巻~6巻)の邦訳
本当のカルマを生き尽くすための
・・・カルマ認識の書
「ドルナッハにおける10回の講演」及び、
〔最後の講話〕と呼ばれる
シュタイナーが遺した珠玉の箴言篇を収録。
●目次より
講演1、9月5日(金)クリスマス会議の意義/
今日の人間の意識/太古の人間の三つの意識状態/他
講演2、9月7日(日)アントロポゾフィーの育成とカルマ研究/
古代エジプト中世/現代における受肉/他
講演3、9月10日(水)アリストテレスとアレクサンダー大王/
アーサー王の騎士たちの自然体験/他
講演4、9月12日(金)シャルトル学派の流れ/
プラトン主義者とアリストテレス主義者の協働作業/他
講演5、9月14日(日)1人の修道士の現代における受肉/
健康な人間と病気の人間の霊的観察/他
講演6、9月16日(火)ミカエルの履修学校と超感覚的祭礼/
アントロポゾフィーの準備/他
講演7、9月18日(木)星は霊的存在の居住地/
死後の最初の滞在地─月の領域/他
講演8、9月19日(金)アグリッパと枢機卿マザラン/
ウラディミール・ソロヴィヨフ/他
講演9、9月21日(日)バビロン捕囚期のある女性とその友人/
トマス・カンパネッラの受肉/他
講演10、9月23日(火)19世紀の知性主義/プラトン/
修道女ロスヴィータ/カール・ユリウス・シュレー ア/他
最後の講話 9月28日(日)
訳者による解説
ストリンドベリとシュライヒの時空を超えた友情/
背教者ユリアヌスと太陽的キリスト教/
おわりに
◆インフォメーション
訳・解説:浅田 豊
出版:涼風書林
ページ数:224ページ
発売日: 2022/08
サイズ:A5判フランス装
ISBN978-4-903865-52-2
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