◆オーナーコメント
シュタイナー医療の製薬会社であるヴェレダ社の設立時に、
多くの製薬の開発に貢献したクロース氏によって書かれました。
自然界の四季の移り変わりの中で
様々の要素がどのように関わってくるか、が描かれています。
また、石灰などの物質がその中でどのように変容していくか、
などが述べられ、製薬過程の中へ地水風火の四大の要素が
どのように働きかけているか、が垣間見られます。
この、四大のエレメントの考え方は
ギリシャ時代からある考え方で、
現代科学の中では昔の考え方として捉えられています。
しかし、人間と自然の結びつきや人間の内的体験を考える上で、
とても重要で本質的な考え方であり、
シュタイナーの考え方を理解し、世界を認識していく上で
必要な考え方だと思います。


ヴァルター・クロース著　伊藤壽浩 訳
涼風書林刊
A5判128ページ



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