ルドル・フシュタイナー講演集
カルマ的関連の秘教的考察
人間生活の運命を形成するカルマ
ブレスラウにおける9回の講演
(1924.6.7-15)
◆内容(涼風書林さんHPから)
人生が私たちにもたらしてくれた深化、
魂をより深めてくれたものの内のどれほどが、
私たちの悩みと苦しみに帰されるものであるかと自分に尋ねてみましょう。
そのとき何が本当に、魂の中に入ってこられるのでしょうか?
この疑問に対して私たちは、知性から答えてはいけないのです・・・。
私は人生において起きた出来事すべてに対して感謝しなければなりません。
私は、私の人生の大きなあるいは小さな苦しみと喜びによって、
現在の自分になったのですから、人生に対してただ感謝するばかりです。
この感謝の念、それはまた超感覚的なものに向かう道であり、
それは最後には畏敬の念と、
生命を恵んでくれる人間の霊への愛にたどり着くのです。
感謝の念は愛を生み出すのです。
カルマが存在しているという気持ち、感情に近づいていくためには、
何らかの見霊的な洞察を持っていることはまったく必要ではないのです。
(本文より)
今回1924年の聖霊降臨祭の時期に、
ブレスラウで行われた「9回のカルマ論講演」、
そしてオイリュトミー公演は、近郊のコーベルヴィッツで催された
「農業講座」とともに、すべてが一体となり、
アントロポゾフィーの聖霊降臨の「祝祭」として構成されている。
●目次より
訳者による序文
講演1、6月7日(土)死の瞬間と誕生の瞬間/人間の思考生活/人類の原教師たち/他
講演2、6月8日(聖霊降臨祭の日曜日)月の領域と水星の領域/金星の領域と太陽の領域
/個々の人間のカルマを読む/他
講演3、6月9日(月)私の心臓は私の太陽/人間は常に脱皮する
/ゲーテとエリファス・レヴィ/他
講演4、6月10日(火)土星領域のはたらき/秘儀参入者たちの転生
/ヒベルニアの秘儀とヴィクトル・ユーゴ/他
講演5、6月11日(水)カルマを予感する感情と人間の出会い/出会いと夢/同時代人のカルマ/他
講演6、6月12日(木)感覚印象と感情そして意志/記憶/現代の若者の憧れ/自己愛と無私の愛/他
講演7、6月13日(金)影のような記憶/人生に対する感謝の気持ち/シュタイナーの二人の先生/他
講演8、6月14日(土)入眠と覚醒の状況/カルマから見た睡眠の意義、病気と死、治療の観点/他
講演9、6月15日(日)人間の道徳的な行為の成果/過去のカルマと将来のカルマ/東洋人の見方/他
訳者による解説
コーベルヴィッツ・ブレスラウにおけるアントロポゾフィーの祝祭
おわりに
◆インフォメーション
著:ルドルフ・シュタイナー
訳:浅田豊
サイズ:A5判
ページ数:117ページ
発行日:2024年04月06日
出版社:涼風書林
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商品説明
人生が私たちにもたらしてくれた深化、 魂をより深めてくれたものの内のどれほどが、 私たちの悩みと苦しみに帰されるものであるかと自分に尋ねてみましょう。 そのとき何が本当に、魂の中に入ってこられるのでしょうか? この疑問に対して私たちは、知性から答えてはいけないのです・・・。
商品仕様
製品名: | 人間生活の運命を形成するカルマ |
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メーカー: | 涼風書林 |
製造年: | 2024年 |
外寸法: | 幅150mm × 奥行17mm × 高さ210mm |