ザーレムライア
3 【ザーレムライアー】楽器の選び方について
※2024年1月31日をもちまして、ニーダー氏制作によるザーレムライアの受注は終了いたしました。こちらのページは参考のためこのまま公開しております。
今後はペロルにてザーレムライアを引き継いだライアの制作を予定しております。
「ソプラノライア」「アルトライア」「バスライア」「キンダーライアー」
と大きく分けて4種類のライアーがございます。
さらに細かく分けると12種類となります。
それぞれのライアの音域の違いは、
ライアの音域について、をご参照ください。
【ソプラノ】
①「小型ソプラノライアー・27弦」
②「大型ソプラノライアー・35弦」
③「ソロソプラノライアー・39弦」
④「コンサートライアー・42弦」(大型アルトライアの大きさ)
【アルト】
⑤「小型アルトライアー・35弦」(大型ソプラノライアの大きさ)
⑥「大型アルトライアー・38弦」
⑦「ソロアルトライアー・42弦」
⑧「テナーアルトライアー・42弦」
【バスライア】
⑨「バスライア・54弦」
【キンダーライアー】
⑩「キンダーライア・ペンタトニック7弦」
⑪「キンダーライア・ペンタトニック10弦」
⑫「キンダーライア・ダイアトニック10弦」
それぞれのライアの解説は下記をご覧ください。
【初心者の方にお勧めのライア】
これからライアを始められる
初心者の方が購入される場合、
殆どの方がソプラノライアを購入されます。
その場合の選択肢として、
小型ソプラノライアにするか
大型ソプラノライア、ソロソプラノライアにするかがあります。
予算的に余裕があるのなら、
ソロソプラノライアをお勧めします。
また、木の材質に関してお迷いであれば、
カエデをお勧めします。
(音質的にも偏りがなく、バランスが取れているので、
特にお好みがなければ、お勧めです。)
大型ソプラノライアがミの音から始まるのに対し、
ソロソプラノライアはドの音から始まり、
演奏できる曲のレパートリーがより広がります。
各楽器の詳細な特徴
【ソプラノライア】
小型ソプラノライア
と大きく分けて4種類のライアーがございます。
さらに細かく分けると12種類となります。
それぞれのライアの音域の違いは、
ライアの音域について、をご参照ください。
【ソプラノ】
①「小型ソプラノライアー・27弦」
②「大型ソプラノライアー・35弦」
③「ソロソプラノライアー・39弦」
④「コンサートライアー・42弦」(大型アルトライアの大きさ)
【アルト】
⑤「小型アルトライアー・35弦」(大型ソプラノライアの大きさ)
⑥「大型アルトライアー・38弦」
⑦「ソロアルトライアー・42弦」
⑧「テナーアルトライアー・42弦」
【バスライア】
⑨「バスライア・54弦」
【キンダーライアー】
⑩「キンダーライア・ペンタトニック7弦」
⑪「キンダーライア・ペンタトニック10弦」
⑫「キンダーライア・ダイアトニック10弦」
それぞれのライアの解説は下記をご覧ください。
【初心者の方にお勧めのライア】
これからライアを始められる
初心者の方が購入される場合、
殆どの方がソプラノライアを購入されます。
その場合の選択肢として、
小型ソプラノライアにするか
大型ソプラノライア、ソロソプラノライアにするかがあります。
予算的に余裕があるのなら、
ソロソプラノライアをお勧めします。
また、木の材質に関してお迷いであれば、
カエデをお勧めします。
(音質的にも偏りがなく、バランスが取れているので、
特にお好みがなければ、お勧めです。)
大型ソプラノライアがミの音から始まるのに対し、
ソロソプラノライアはドの音から始まり、
演奏できる曲のレパートリーがより広がります。
各楽器の詳細な特徴
【ソプラノライア】
小型ソプラノライア
他のライアに比べて音域が狭いので、
高い音や低い音をオクターブ変えて演奏するなどの
手間がかかることがあります。
ライアを試してみたいという方、
とにかく軽いライア、お子様にはお勧めです。
響きは、大型ソプラノ、ソロソプラノに比べれば
多少豊かさにかけますが、響きは十分にふくよかです。
大型ソプラノライアとソロソプラノライア
同じ大きさで、構造もほぼ一緒です。
高音もいずれもレの音まであります。
大型ソプラノライアの低音がミから始まるのに対し、
ソロソプラノはドから始まります。
ソロソプラノライアの弦の間隔は
大型ソプラノと比べて
あまり狭くならないように工夫されています。
コンサートライア
大型、ソロソプラノライアに比べて、
より大きく伸びのある響きがします。
また、音域も下のHから上のe'''までありますので、
ソロソプラノライアよりより広い音域をもっています。
プロフェッショナルな演奏や
ソロのコンサートをされる方向けのライアです。
今までに十数台しか作られていません。
【アルトライア】
ライアアンサンブルなどで、
ソプラノ数台の中に
アルトライアが一台入ると響きに厚みが増します。
もちろん、ソロの演奏用としても使われている方がおられます。
ソロアルトライアを購入される方が多く、
その次にテナーアルトライアを購入される方が多いです。
まれに、小型アルトライアをご注文いただくことがあります。
大型アルトライアはほとんどご注文いただくことはございません。
小型アルトライア
大型ソプラノライアと同じボディが使われています。
ただ、表板には柳が使われています。
音域はソロソプラノライアのドの下のソから始まります。
ザーレムの弦製造の技術の粋を集め、
細い弦を何度も巻き、柔らかくて太い弦を作ることで、
低音もきちんと出る小型アルトが生まれています。
アルトライアは大きすぎて重すぎる、という方にはお勧めです。
大型アルトライアとソロアルトライア
さらに低いミから始まります。
ソロアルトライアの高音は
ファより高いラの音まで出すことができ、
大型、ソロソプラノの最高音であるレより4度低いだけです。
そのため、ソロでも弾きたいという方にはお勧めです。
大型アルト、ソロアルト、テナーアルトは
低音もさることながら、中音域から高音域も
伸びのあるふくよかな響きがします。
テナーアルトライア
さらに低いドから始まります。
ソロソプラノライア・ハイソプラノライアの
一オクターブ下の音です。
高音部は大型アルトライアと同じく
ファまであります。
【バスライア】
高音部は大型アルトライアと同じく
ファまであります。
【バスライア】
2010年頃から作り始められたライアです。
これまでに、5台ほどが作られています。
音域はこれまでのテナーアルトライアより
3音低いソの音から始まり、
高音はソロソプラノライアの1音下の
ドの音まであり、
かなり音域の広いライアです。
ほかのライアと違い、自立させて演奏します。
立ってか、高い椅子に座って演奏されます。
大きなライアアンサンブルの中で、
低い音の響きを使って 音を支えることに使われますが、
ソロの演奏用としても適しています。
【キンダーハープ】
かなり音域の広いライアです。
ほかのライアと違い、自立させて演奏します。
立ってか、高い椅子に座って演奏されます。
大きなライアアンサンブルの中で、
低い音の響きを使って 音を支えることに使われますが、
ソロの演奏用としても適しています。
【キンダーハープ】
木を削りだしたもので、
共鳴胴を持っていません。
7弦のものも10弦のものも楽器自体は同じものです。
10弦のキンダーハープは弦を変えることで、
ペンタトニックからダイアトニックに、
ダイアトニックからペンタトニックに変えることができます。
ザーレムのキンダーハープは
他社のキンダーハープの中で唯一、
調音ピンのそばにフレットがついています。
画像をクリックしていただくとpdfデータが開きます。