二日目もメッセ会場を巡りました。
途中、トイレへ、

入ろうとすると、オット!!
赤い人物のサイン!

危ない、危ない!
危うく、女性トイレに入ってしまうところでした。


「うん?!」
よくサインを見てみると、

どうも男性の形です。

 

恐る恐る入ってみると、

男性用の便器が並んでいました。

外に立っていると、

女性がやってきて、ちゅうちょなく入っていき、
苦笑しながら出てきました。

間違うのは私だけでないようです。

 

民族楽器のコーナーに

どでかいニシキヘビの皮がぶら下がっていました。
どう見ても、巨大ニシキヘビです。

ほかの店にもニシキヘビの革が下がっていて、

お客さんは革をハサミでカットして買っています。

「どうして、

あんな危険なニシキヘビを絶滅させないのだろう?」

とずっと不思議でした。
こんな需要があったのか、と目からウロコでした。

 

帰路につきました。
ホテルについて、いよいよ社会見学です。

あの超高層ビル群に突入です。

地下鉄の切符売り場で

切符を買おうとすると、隣で白人の若者が
切符を買おうと、お札を入れては、

お札が戻って来て困っていました。

上を見ると漢字で札の字と

ほかの字が赤く点滅しています。

昨日も、お札が入らなくて、

みんなで小銭を出し合っている人たちを

見ているので察しがつきました。

若者に話しかけると、

「札はだめだから、小銭に変えてあげるよ」

と5元札と1元コイン5枚を交換してあげました。

なんと親切なんでしょう。

若者はうまく切符が買えて、

とても感謝してくれました。

ポーランドから来ているとのことでした。

ホテルの近くの地下鉄の駅から一駅、

川の下をくぐると

そこは超高層ビルのジャングルの中です。
高すぎて、高さがわかりません。

 


まず、世界第二のビルに向かいました。

上海タワーというそのビルは

高さが632mもあるそうです。

東京スカイツリーは

ムサシで634mの高さなので2mほど高いのですが、
こちらはタワーといえども、ビルです。

検索できる乏しい情報の中、

展望台はないだろうと思いながらたどり着くと、

なんと500m越えの展望台まで登れるようです。

おまけに、シニア割引が効くとのこと、

パスポートを見せて割引で入場券を買うと、

地下へエスカレーターで向かいます。


展示スペースを過ぎ、

高速エレベーターで一気に100階越えです。
まったく揺れないのに、

気が付くと秒速18mで登っていきます。

時速にして65㎞の速さです。

あっという間に、展望台に着きました。
そこは、未知の世界です。

眼下の世界は遥か遠くです。


まるで
トランスフォーマー(?)の世界です。

赤々と輝くビルの下には

暗い低めのビルが整然と並んでいます。

時折、このビルからスポットライトの明かりが

たくさん移動しながら周りの街へと投げかけられ、

それは、それはきれいです。

展望台から見てみると、下のビルの同じ窓のところを

スポットライトの明かりが通過していきます。

あそこに住んでいる人は、

さぞかしまぶしいだろうと思ってしまいます。

上海はすごいところです。

2018.11.16 井手芳弘

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