”技法”というと、難しそうに感じますね。
今回は気軽に、手軽に、
和紙染めセットを使ってメッセージカードを作ってみます。

プレゼントに添えても、カード自体をプレゼントにしても喜ばれそうです♪

準備するもの、破けてしまわないコツなどをこのブログで掴んでいただければ
工作感覚で繰り返し楽しんでいただけます。

思い通りに行かなくても、思いがけず素敵な模様ができたりします。
自分の意図しないものが作品として完成するのは、なかなか面白いです。

お子様とも楽しんでいただける和紙染めですが、
アイロンを使いますので、くれぐれも怪我のないようご注意くださいね!

染料は服に付いたら落ちません。
汚れを気にしながらするよりも、汚れても良い服で思いっきり楽しんだ方が良いですね♪
手に付いた染料は3日間ほどで落ちます。
気になる方は薄手のゴム手袋をされると良いかと思います。

【準備するもの】※商品の詳細は最後に紹介します
・和紙染めセット
・染料を溶かしたり保存しておくための空瓶(ペットボトルでもOK)
・小さなスプーン(染料の粉をすくう)
・和紙を浸す容器6つ(浅い皿状のものが紙を浸しやすい)
・ティッシュ
・新聞紙
・アイロン

【作り方】

和紙染めセットに入っているもの
①説明書 ②染料6色 ③和紙100枚 ④二つ折り台紙10枚

ペットボトルに少量の水を入れ染料の粉を少しづつ入れて溶かします。
水も染料も少しずつ足して、お好みの色に調整してください。
おおよその濃さを確認するために、和紙に染ませてみても良いと思います。

染料の粉を少量ずつ加減しながら溶かすのにコーヒーマドラーが便利です。

溶かした染料液を皿に出し並べます(今回は瓶の蓋を使いました)

和紙を適当に折ります。折り方に決まりはありません。

和紙を染料液に浸します。浸して軽くティッシュで水分を取り、
浸す場所をすらして違う色に浸し・・・を繰り返します。
6色全部使っても良いですし、好きな色だけでも良いです。

思い切りがなくて浸し足りていませんが、和紙を開いてみました。

湿ってくっついている和紙を無理に剥がし開くと破けてしまいます。
無理せず開けるところまで開いたら新聞紙に挟み・・・

10秒ほどアイロンを当て乾燥させます。
和紙がカラッと乾燥すると、くっついていた紙同士が剝がれやすくなります。

新聞紙から取り出して開くと

やや白い部分残りすぎな感じもしますが・・・
これはこれで、放射状とまだらな模様が良い感じ!?

もう一パターン、別の折り方をした方は水玉模様のようになりました(^^)

台紙に載せてみると模様が映えます。

台紙に貼り付ける位置を決めます。
のりは台紙側につけます

のりはベタ塗りせず和紙を貼る位置の四隅につけるようにすると
シワにならず綺麗にはりつけることができます。

オリジナルポストカード完成~♪

アーティスティックな仕上がり(^^)

こんな風にラッピングにプラスアルファするのも個性的ですね♪

和紙は100枚入っているので、たくさん作り置きしておくと良いですよね!
その中から「○○さんには・・・」と
渡すお相手の顔を思い浮かべながら選ぶ過程も楽しそうです。

【まとめ・感想】
・大まかな手順
 ①染料液を作る
 ②和紙を折り染める
 ③開いて乾燥させる
 ④台紙に貼る

「和紙染め」というと 専用の道具が必要で、難しいんだろうな・・・という印象でしたが
和紙染めセットと身近にあるものとでできました。
残った染料液はそのまま保存しておけるので
蓋つきの瓶やペットボトルでの溶解がおススメです。

開いてみるまでは、どんな模様になっているのか!?わからない
ココまでは赤、ココまでは黄色と計画していても計画通りにはゆかない。
逆に考えると、失敗ってことがないんです。

失敗があるとすれば、和紙が破けてしまうことでしょうか。
破かないコツは、湿ってくっついた和紙を無理に開かないことです。
アイロンを当ててゆっくり開けば破くことなく開けます。
アイロンで火傷など事故のないよう、お気をつけてお楽しみください♪

今回使用した和紙染めセットです。
クリックすると商品ページが別ウインドウで開きます。


和紙染めセット
(染料6色+薄和紙100枚+台紙10枚)
価格:¥3,630 (税込)


スタッフ 山中

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