フェルトのポーチ
羊毛ボールが出来るようになったら、フェルトのポーチにトライしてみましょう。
これも、思いのほか簡単です。出来上がったら、かわいい紐をつけて、手づくりのすてきなポシェットにしてもいいでしょう。
材料：白羊毛30g程度、カラー羊毛少々、葉書大の段ボール紙、
ボール、もしくは鍋、粉せっけん、もしくは液体せっけん。スーパーなどにある魚などを包む薄いポリ袋、
1．ボールもしくは鍋に手を入れても熱くない程度のお湯に、
洗濯するときよりはかなり濃目にせっけんを溶かしこみます。
2．まず、段ボール紙を作りたいポーチの内寸に合わせて、
少し大きめにカットします（少し縮みます）。四隅を丸くカットします。
3．段ボールにまず色羊毛を薄く巻きつけます。全部のらなくても大丈夫です。
円い模様にしたいときは手で丸めた羊毛を乗せます。
4．白羊毛を薄くのばし、ます横方向にまんべんなく一巻きさせます。
今度は縦方向に、一巻きさせ、さらに横方向に巻きます。
この作業は子どもには難しいところなので、お母さん方が手伝ってあげてください。
子どもと手づくりするときには、大人は大人用のものを作り、
子どもは自分のものを作るようにすると、子どもたちは、大人のやるのを真似ながら、
自分のものを作っていくことができます。大人は、子どものやることに手を出すよりも、
自分の作っているものに集中して楽しく作る方がうまく行きます。
5．両手で押さえながらそっとせっけん液の中へつけてください。
そして、そっと注意深くまとめながら、押さえるようになでていってください。
少し形がまとまったら、ポリ袋を利き手にはめて、それでこすっていってください。
角のところが薄くなりがちなので、角を押さえこまず、少しツンと立てる感覚でまとめてください。
6．フェルトになったら、いよいよハサミで切り開きます。
蓋の位置も考えて、端から少し内側に切り込みを入れます。
両端を端まで切り上げます。中からフニャフニャになった段ボールを取りだし、
フェルトの内側を外側になるように裏返しにします。色羊毛が表に出てきます。
7．さらに、外側になった色羊毛の面をさらにこすっていきます。
少し力を入れて押さえこみながらやると芯までフェルトになっていきます。
サイズを小さくするためには、昔からの洗濯板を使ってその上でごしごしすると、小さくなります。
8．縁の方は、整えながらこすってください。
9．出来上がったらお湯、もしくは水でしっかり濯いでから乾燥させてください。
10. 好みのボタンをつけて、ポーチの出来上がりです。
その後飾りをつけたり、好きに仕上げてください。
肩ひもをつけると、かわいいポシェットの出来上がりです。
思ったより、かなり、かわいいものが出来上がります。
ペロル取扱い羊毛
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