なかなか、ちゃんと話をする時間がないし、照れるから、文章にして伝えることにするね。
ボクたちの身の回りにはね、日々の暮らしの中に紛れ込んでいて、
あまりに当たり前すぎてわからないけれど、本当はとっても不思議なことがたくさんあるんだ。
当たり前すぎて、そのことについて考えることがないけど、よく考えてみるととっても不思議なことが。
ボクたちの周りには不思議がたくさん漂っていて、
その不思議たちは気づいてほしいな、っていつも思いながらボクらを見ているんだ。
だって君も本当の自分のことを誰かに気づいてほしいって思ってるだろう?
そんな不思議たちの一つが虹なんだ。
虹、大好きだろう?
ふと気づくと雨上がりに大きな虹ができていることがあるよね。
空に大きな色つきのアーチが出来ていて、それを見ているととっても嬉しくなるよね。
色がとっても不思議で、きれいで、心に染みてきて、
なんだか、神様が本当にいるような気持ちがしてくるよね。
昔の人たちは、この虹のことを、
人間が神様とかかわりを持っていることの証だって考えていたんだって。
そんなことを今話したら、多くの人たちが笑うよね。
虹ってそんなもんじゃない。
空気の中の水滴がお日様の光を虹色に変えているだけだって。
ただ、それだけのことだって。
でもね、もっとよーくよーく虹のことを考えてみると、不思議なことがたくさんあるんだよ。
これから、虹探しの旅に出かけようと思うけど、いろんな虹に出会う中で、
自分の周りにある不思議に出会ってほしいな。
そして、神様のかかわりが本当に感じられるといいな。
海の上の遠くにある虹。
それはとっても大きいよね。
世界を包むように大きいよね。
でもね、世界一大きい虹も、
水道のホースで出来た小さい虹もじつはボクたちにとっては同じ大きさなんだ。
ボクらから見える虹の大きさって、ボクらから見るとすべて同じ大きさなんだ。
どうしてかって言うと、虹は私とお日様との二人の関係で出来ているんからなんだよ。
どこに行ってもお日様の大きさがわたしにとって同じように、
虹の大きさも私にとっては同じ大きさなんだ。
どうして虹が見えるかっていうと、
それはね、お日様があって。
そして私がいて。
そして二つはつながっているってことの証なんだよ。
今はそのことは難しくって分からないかもしれないけれど。
変だと思うかもしれないけれど、
でも、よかったらこの言葉は覚えていてほしいなあ。
そして虹探しの旅に出かけよう。
2008.04.04.