94 旅行のまとめ

いまだにドイツ旅行に張り付いている。

もう次に書くものは決まっている。

そう、虹について、いよいよシリーズが始まるのだ(しれーっと予告)。

でもその前に、旅行の整理をしておかなければ。

本来、人と応対することの苦手な私は(うそばっかり、と周りから言われます。

でも当人はいたって深刻です。)ドイツで人ときちんと応対することを学んだように思います。

中途半端な思わせぶりな態度や言葉を使うのではなく、

きちんと相手にわかるように、自分のことを話す。

という練習をさせられ続けたように思います。

今回も考えたら、たくさんの人たちに会いました。

それは、昨年も泊めていただき、わざわざ駅まで迎えに来てくれた、

ニーダーマイヤーさんとその家族(写真1はそのお家の朝食時に居間から撮った写真です)、

それから、メッセで出会ういつも取引をさせていただいている業者の方々、ペロルさん。

今回初登場、メリンガーのサンボさんとその家族、ライア教則本のバイルハルトさん。

エンゲンのベニッツさん(奥さんは日本人)、ヴィンターさん、ニーダーさん、

ブレフェルトさん、ボッケミュールさん。

あっ!わすれちゃいけないラウターバッサーさん新登場!

うーん、名前を挙げただけでもたくさん。

もし、このような仕事と活動をしていなかったら、こういうこともなかっただろうな、と思います。

こういう人たちと出会ってよかったことは、みんなそれぞれに信念を持って生きている人たちを知ることです。

小中高となかなかそういう出会いのなかった私は、

今此処に来て、たくさんの尊敬できる人たちに出会えてとっても幸せです。

そして、それらの人たちのがそれぞれ暮らしている様と出会え、

それを想像できるだけでとってもうれしくなります。

2枚目の写真は、メッセの会場で、変な楽器をしゃもじのようなものでたたいているのは、

アウリスのアンダーソン氏ととベーメ氏です。

メッセに行くと、必ず彼らのブースに立ち寄り、いろんな話をします。

スウェーデンにあるアンダーソン氏の工房には一度訪ねていったことがあり、

その陽気な性格とは裏腹に(?)に仕事に打ち込んでいる姿が印象的でした。

これは、ポストカードを作っているメリンガー社のサンボさんとその家族です。

シュツットガルトのウーランスホーエにある初めてのシュタイナー学校の近くに店を構えられていて、

出版社はそこから10キロほど離れたところにあります。

店をされている奥さんとは、たずねるたびに話をしていたのですが、ご主人とははじめて。

妙な親近感を抱きながら(年齢的にもそんなに変わらないし、仕事として抱えているものも近いからかも)

注文のカードをその出版社から、

後で私が滞在しているペロルさんところへ夜の9時ごろ届けてくれることになりました。

後で電話があり、「よかったら出版社に来てみるかい?」と言われ、

夜の9時から車で話をしながら出版社に向かいました。

彼は、カラフルでスポーティな車でやってきました。

超かっこいいめがねがピッタシでした。

たどり着いてみるとそこは、ご自宅兼出版社で、

一階の倉庫には慣れ親しんだたくさんカードや本が山積みされて

、サンタさんの発送所的な雰囲気でした。

自宅兼なので仕事を際限なくやってきた、という言葉に、

わかる、わかるとうなずいてしまっている私でした。

とっても気さくでオープンな方でした。

ボーデン湖はとってもいい天気でした。

ここには会う人がたくさんいます。

ヴィンター氏と再会を喜びながら、ボーデン湖畔を散歩しました。

湖は、近年水の浄化の努力でとても澄み始めた、ということでした。

岸辺では水鳥たちがのんびりと波に揺られています。

ここで、やっぱり光と影と色の談義になりました。

私たちの再会を祝福するかのように、湖には、とてもきれいな薄明現象がおき、

初めてその現象にはじめて出会うヴィンター氏を驚かせていました。「ワーオ!」(彼の口癖)

彼と訪れたラウターバッサーさんのところは驚きの連続でした。

振動によって水が作る形体を研究されている方で、一昨年のヴェレダカレンダーにも採用されました。

カメラが壊れて写真を取れなかったのが残念です。

彼からいただいた、水の形体のDVDは驚きの連続でした。

やっぱり無味乾燥なレポートになってしまいました・。

でもかくして、旅行は終わりました。

最後のチャンスと、窓に張り付いてオーロラを探しましたがそれもかなわず。

ただ、美しい朝焼けが、私を祝福していました。

さあー次行こ!

 

2008.03.21.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です