皆様、ペロルは1月16日で15歳の誕生日を迎えました。

ここまで育ってこれたのも、皆様の温かい応援のおかげだと思っています。

これまで、誕生日をきちんとお祝いすることもなく、

ただただ、日々を送っていくばかりでしたが、

年を取って少し賢くなったせいか、

ほんの少し気持ちの余裕をもって大切な日をお祝いすることができます。

まだ、思春期の真っただ中ですが、

頑張って日々生きていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

クリスマス会、お正月、ペロルの誕生日、とめでたい行事が続きます。

ちなみに、ペロルってどういう意味と聞かれることがあります。

また、これまで多くの聞き間違いがあり、

電話したり、領収書を求めたリするときは一度息を吸い込んで、

口をしっかり開けて「ペ・ロ・ル・です!」

というのですが、いまだによく間違われます。

ドイツのシュタイナー学校の教員養成所で言語造形なるものを学び、結構発音に自信があるだけに、悔しい限りです。

というか、自分がきちんと発音できているかのバロメーターになります。

今までのペロルの間違いは、チロル、テロル、トロル、ペロリ、

などがあります。

飲食店であれば、ペロリなど、良いかもしれません。

最近は、ある意味、あきらめてか賢くなって、

「ペリカンのぺ、ロボットのロ、ルビーのル」と言っています。

なぜ、この3つの単語を使うのかは私にもわかりません。

いつもこの3つが出てきてしまいます。

Perolの綴りは、ドイツでも珍しいらしく、

ペロルさんはドイツ人に綴りを説明するときに、

「鳥のPirolのiをeに変えてください。」と説明していました。

ちなみに、ドイツで私の名前のつづりを説明するときは、

「Ideeイデー(理想、考え)のeが一つ欠けているんです、

もう一歩で理想に近づくんですけど。」と説明していました。

みんな、なるほどと言って笑ってくれました。

さて、お正月が過ぎて、世界はまた光に包まれつつあります。

生命あるものが影を潜めた中、原初的な光が世界を包み、

生き物たちを、高みへと誘い出しています。

しかし、生命の途絶えた大地は反射でその光を表面で跳ね返しています。

おっと、気がつくと、もう梅の花が開いています。

途端に、あたりの雰囲気が変わります。

すでに、春に向かって世界は開いていっています。

昨年末、教室の子どもたちと一緒に由布岳に登りました。

温泉で有名な大分の湯布院のそばにそびえる1580mほどの山です。

一度一人で登っていたので、山の様子はわかっていました。

でも、冬で天候も雨交じりの予報のため、

無理はしないように、と考えていました。

ところが雨は降らず、登り始めると、雲が開け、青空が見え始めました。

と同時に山の霧も晴れていきました。

考えたらそうですよね、山に雲がかかっていますから、

雲が晴れたら、霧もはれるわけです。

前回の雲隠才蔵(クモがくれ)から、本当の霧隠才蔵へ

そして、青空晴太へとすすんでいきました。

山に登るといつも考えます。

<朝日がどこから昇ると、どちらに自分の影ができて、

そこに雲海ができるだろうか?>と

雲海の上に自分の影ができると、

影の周りにブロッケン現象が起きることがあるからです。

これまでの人生(大袈裟です)、

まだ一度しかブロッケン現象を見ていません。

そのことを考えながら、東の峰に登りました。

そして、

こともあろうに昼間の時間帯にもかかわらず、

火口跡の方角に、ブロッケン現象が見えるではありませんか!

それも、鮮やかに!

まさか、この真昼間に!

合掌です。

火口跡に薄くたなびく雲の上に、みんなの影が投影されています。

そんな中、右から2番目の自分の影だけがまっすぐ立って、

その周りに美しい虹の輪ができています。

ほかの人の影には輪はできていません。

でも、自分の輪でほかの人の影を包んであげています。

不思議なことに、隣の人は、やはり同じように、

隣の人の影を中心に虹の輪ができているのです。

飛行機から同じような現象を見ることがありますが、

自分の影が見えるのは格別です。

私の影は世界の中心、

世界を輝かせているのは、

誰でもない、私自身の影。

私の影の周りに美しい虹が現れる。

その虹を生み出しているのは

世界を輝かせているのは

2019.01.18 井手芳弘