前回のつれづれ「水没したライアの修理」には、

コメントもいただきありがとうございました。

現在、バラけたライアの修理に取り組んでいます。

このことからも学ぶことがたくさんあります。

でも2回続けてライアの修理について書くのもつまらないか、

と思いますので、ほかのことについて書いてみたいと思います。

今年のゴールデンウィークも好天が続きましたが、

新型コロナの影響で各地の遊園地や高速道路のお店なども閉まって、

観光地は人影がなく、高速道路も空き空きという状態だったようです。

こういう中で、医療従事者の方々は

大変な日々を送られていることか、とも思います。

九州の八女市にある黒木の大藤などは、人が集まらないようにと

盛りの花をすべて切った、と新聞に載っていました。

藤の樹を手入れして、咲くのを楽しみにしていた人たちは、

さぞかし心を痛められたのではないか、と思います。

大藤ほど見事ではありませんが、野山では今、山藤の真っ盛りです。

いたるところにその美しい姿を見せています。

残念ながら、今は出歩くことができないので、

以前撮った写真をご紹介したいと思います。

藤の花が山の杉の木を美しく飾っています。

本来、藤は蔓なので、自分で高く育つことはできません。

何かの木に巻き付いて、それを支えとして上に伸びていきます。

だから、美しく着飾っている杉の木は、

実は、手入れされずに、放置されて蔓が巻き付いた木なわけで、

植林された山が荒れている証拠でもあります。

でも、なんともはや、それとは裏腹に、この美しさはたまりません。

まるで、杉の木が着飾って体にたくさんの宝石を

ちりばめているかのようです。

ギュスターヴ・モローの絵の中の王女たちのようです。

藤の葉は黄緑色ですが、

杉の濃い緑に藤の薄紫がとても似合っています。

また、この時期藤の花と一緒に、桐の紫色の花も見られます。

キリといえば、桐のタンスで知られています。

木材はとても柔らかくて軽いものです。

桐の家紋などもあります。

花は、山藤より大きく、花の色も濃い青紫色をしています。

五月は紫色の花が多いような気がします。

菖蒲の花も五月の節句にはつきものです。

真っ青な、抜けるような青空を背景に紫色の花が至る所に輝いています。

この薄青紫色と一緒に、気持ちも浮いて飛んでいってしまいそうです。

そういえば、イエスキリストが天に帰っていく昇天祭は五月です。

吸い込まれていくような青空と、

吸い込まれていくような藤の花の色が重なります。

2020/05/15

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