前回の日食では、思わぬ反響をいただきました。
フェイスブックに載せた木漏れ日の動画では、
いいね!の数が100を超えました。
ほとんどフェイスブックを利用しない私としては初めてのことで、
皆さんに支えられているんだな、と思いました。
途端にいいね!の数が気になりだして、
「前に出した投稿はどうだっただろう?と見てしまっている自分がいます。」
多分こうやって、「今度の投稿はどうだろうか?」
「こんなものでいいね増やせるかな?」
なんて、はまっていくのだろうと思います。
先日、沖縄に行ってきました。
もちろん仕事です‼
新型コロナウイルスの流行が始まって以来の遠出です。
沖縄は梅雨明けしているということで楽しみです。
2月の時も、アビエスドクターで身を固め、出かけましたが、
今回も同様に、念を入れてアビエスをマスクに垂らしながら
身を守りました。
久々で、座席を取るのを忘れていて、
カウンターに着いたら、
「団体のお客様で満席で普通席がありません。」
「グレードアップ席でよろしいでしょうか?」と言われ、
「えっ?追加料金?」と思ったら、
追加料金なしで、それも最前列の窓際を用意していただきました。
「ラッキー」と喜びながら、
でもガラガラの機内を想定していただけに驚きです。
「飛行機は待ち合わせ場所みたいに座席を一つずつ開けないんだよね。」
と考えながら乗り込むと、
飛行機は自衛隊の隊員の方々でいっぱいでした。
最前列に席を取ると、時々窓の外を眺めては、写真を撮ります。
最高の飛行時間を過ごし、沖縄に着くと、
那覇市内のホテルに向かいます。
ホテルは価格が安いのですが、屋上にプールがついています。
ただ、予約したときはコロナウイルスの影響で
プール開きは数日後とのことでした。
ところが着いてみると、予定変更でプールOK!
2組のカップルだけで、おじさんは一人で楽しみました。
通常だと人がいっぱいで、泳げるような状態ではないようです。
那覇市を歩いていると、私以外に誰もマスクをしていません。
「私、旅行者です。」という肩身の狭さを感じながら歩きます。
- *
仕事が終わり、名護市で一泊です。
前回泊まったこところにまた宿泊しました。
前回は、コロナウイルスの始まりで、学校がすべてお休みなる、
という報道がされていた時でした。
宿泊者はより減っていて大変だそうです。
朝仕事を終え海岸線沿いに走りました。
梅雨は開けているというのに、雨が時折激しく降ります。
途中、不思議な光景を見ました。
海岸沿いに船着き場があり、船が1艘止まっています。
入口の所にはたくさんの警備の人がいて、
その中に立札を持ったおばさんと、
のぼりを持ったおじさんが混ざっています。
十台以上の大型ダンプがそこに向って右折しようとして並んでいます。
山側は採石場になっていて、山が切り崩され、
山の上の部分がなくなってています。
そこから、たくさんの土砂を運んできているようです。
これは何だろう、と思い、その先でUターンすると
もう一度その前を通ることにします。
戻ってみると、その場所の手前の海岸沿いに青いシートが張ってあり、
おじさんが一人監視しているようです。
車を停め、おじさんに尋ねました。
「ここから、辺野古を埋め立てるための土砂が積み込まれているんだ。」
「真新しいダンプの台数がどんどん増えていってる。」
とのことでした。
ニュースで辺野古の埋め立ての件はよく聞きますが、
実際に目の当たりにすると、事の重大さに驚いてしまいます。
前回、北部のやんばるの中を車で走った時も、一か所同じように
ガードマンがたくさん警備して、
やはり立札を持った人がいる場所があったのを思い出しました。
この島にたくさんの問題が渦巻いているのを更に感じました。
美しい海岸を眺めに行こうぐらいに思っていた私は、
現状を目の当たりにして、とても複雑な気持ちになりました。
2020/07/17