幻想的な光を放つ翠蛍石(スイケイセキ)です。
キットを使って育成してみました。

作る過程もワクワク!
小学生の頃にやった実験や自由研究を思い出しながら
童心に戻って楽しめます。
子どもたちと一緒に観察しながら育てるのも良いですね♪
育成ですから、1日で完成するわけではありません(最低4日)
このブログで育成の流れや経過を把握して
育成日程など計画を立てると
スムーズに育成できるかと思います。

【必要なもの】※商品の詳細は最後に紹介します
・翠蛍石育成キット
・お湯(約300ml)
・タオル
・冷蔵庫

キットの中には、説明書、育成容器、スプーンが入っています
※注:外箱は育成に使うので捨てないようにしてくださいね!
育成容器の中には翠蛍石の素と種付き母石が入っています

まずは、説明書を最後まで目を通してみてください。
育成は最低4日間かかります。
それを踏まえて育成の開始日を決めます。

お店の店休日と育成日が重ならないように調整して、
エアコンなどで室温が変わるような場所は避け、
気温の変化が少なく平面な場所を選びました。

育成開始!

【1日目】6月10日(木)

40℃以上に沸かしたお湯を育成容器の黒い線まで注ぎます(黒い線まで約300ml)
お湯に翠蛍石の素を全部入れます
スプーンでよくかき混ぜます
粒が溶けにくく感じますが、2分ほど混ぜていると粒がなくなります


翠蛍石の素がきれいに溶けたら、お湯を40℃くらいに冷まします。
混ぜている間に多少温度は下がりましたが、40℃までにはまだまだです。

温度計は使わず、指で「お風呂のお湯くらい」を目安に温度の確認をしました。
※注:翠蛍石の素入りのお湯は触っても問題ありませんが火傷には気を付けて!


お湯が冷めるのを待つ間に、母岩の準備をします。
包んであるビニールを外すと、
白い母岩にエメラルドグリーンの種がくっついています。
種はできるだけ触らないようにします。

育成容器の蓋にある穴にアイスキャンディーの棒を差し込みセット完了
お湯が40℃に冷めたら、母岩をセットした蓋をして、母岩がお湯に浸かるように吊るします。
母岩が湯面から出てしまっている場合は、糸を調節して浸かるようにしてください
育成容器を外箱に入れ、文化鋲(紐付きの丸い留め具)で封をし、1日置きます。

育つかな・・・気になりながら、お店に置いて帰宅

そして翌日

【2日目】6月11日(金)

外箱から取り出しました。

種の周りに半透明の結晶ができて、大きくなっています!
容器の底にも同様の結晶の塊ができていました。
引っ張り出してみたい気持ちを抑え、次の行程へ。

5℃の環境におくために冷蔵庫へ入れ、一日置きます。


翌日

【3日目】6月12日(土)

冷蔵庫から出し育成容器から引き上げました。


種の周りにカクカクした結晶がしっかり育ってます!

ただ、本当に光るのか!?、まだ不安なところ…

タオルの上に翠蛍石と、育成容器の底にできていた結晶も一緒に乾燥させてみることにしました


【4日目】6月13日(日)
この日はこのまま室内に置いて乾燥

【5日目】6月14日(月)
午前中十分に日光に当てて暗い場所に持って行くと…

わぁー♪


とてもきれいに光りました!
もっと緑がかった色を想像していたのですが、
コバルトブルーのような色です。
これも置く場所や日光の加減で違ってくるのでしょうね♪
ちなみに、一緒に置いておいてみた容器の底にできた結晶は
光りませんでした(^^;)

【まとめ・感想】
・大まかな育成手順は
  1日目 種のセッティング
 2日目 冷蔵庫で保管
 3日目 乾燥
 4日目 蓄光

・未知のものなので、付属の説明書に目を通すだけでは
 ピンと来ませんでした。
 何が正解の状態なのかがわかりませんもんね(^^)
 手順を間違えたがために失敗!なんてことにならないように
 育成の開始日を決めたら、
 1日目、2日目、とやることを書き留めておくと良いと思います。

・育成の環境条件が”気温の変化が少なく、
 平面な場所”ということなので
 育成する季節によっては環境を整えるのが困難かもしれません。

・育成の環境によって完成形が変わってくるので
 唯一無二のものができるのは魅力です。

・紫外線を蓄えて暗いところで発光する性質のため
 時間が経つと光り方が徐々に弱くなります。
 その、ゆっくりとトーンダウンしてゆく光も見どころだと思います。
 ジェルネイルの硬化に使うUVランプでも光ります。
 お持ちの方は是非試してみてください。

私ははじめ、翠蛍石育キットを見て
「石を育てる!?どうゆうこと?」と興味を持ったのですが
みなさんはいかがでしょうか(^^)
世界に一つの宝物を作ってみませんか♪

◆使用したキット

銀河通信社/翠蛍石(スイケイセキ)育成キット



スタッフ 山中

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