暑い日が続きますね。

暑さとは裏腹に、いよいよ秋の日差しになってきました。

冬至の前に春の光はよく感じていたのですが、夏至の前に秋の光を感じることはまだできていませんでした。

今年は何とか夏至ごろに秋に日差しを感じることができるようになりました。

来年は、夏至前に感じてみたいと思います。

なぜ?
なんとなく…

歳?
秋が好き!

もう一度、イラストのつれづれを書こうと思っていましたが、
あまりにすごい雲を見たので、
今回は雲の写真にしました。

ジャジャン!

踊っているような雲とその横には子どもの雲がチョコンと寄り添っています。

そしてなんと、その雲の右上の所には冠水平アークの虹が!

あまりに見事で、どう見ても作り物、もしくは加工されたものにしか見えません。

もう何度も飛行機に乗って雲の観察を続けてきました。

もう新たな発見はないだろうと油断していました。
ふと降り際に窓の外を眺めてビックリ仰天!

空は何が起きるかわかりません。

飛行機を降りると、その雲は滑走路の向こう側にすました顔で出ていました。

雲は<空の気持ち>だと私は考えています。

空気の流れで空がかき回され、その結果が雲として表れてくるからです。
お日さまの光も加わり輝きます。

夏の楽しみといえば、やはり桃とスイカと入道雲です。

餅焼き網の上に乗った角餅たちがお日さまの熱でそれぞれの形を作りながら膨れあがります。

その中のいくつかは、「俺様こそ入道なり!雲の中の王様だ!」
とばかりに膨れ上がります。

天まで届くと、今度は頭を横に広げていきます。お腹の辺りはにわかに暗くなり、その中で稲光がとどろきます。そうやって周りの雲たちを威嚇しているようです。

こういう下から盛り上がっていく雲を眺めていると、自分の中から湧き上がってくる情熱のようなドラマチックな力強さを感じます。

白くしている部分はさぞかしすごい雨が降っていることでしょう。

空の高いところでは筋雲が流れながら広がっていきます。

自分の中に風が流れていくようなすがすがしい自由な感じがします。

真ん中の層の雲は様々な縞模様を作ります。
そのリズムは新鮮で活き活きとした気持ちにさせてくれます。

そのあたりの雲は時々お日さまと一緒に虹色の雲を作ります。
彩雲と呼ばれています。
その美しさに心を奪われます。

お日さまとの共演というと、
やはり虹です。
虹の橋を渡っているライオン雲さんがいました。
虹を見ると心が癒される気がします。
空もきっと癒されていることでしょう。

一日の終わりには、美しい色合いが生まれます。
水に映ると格別です。


空にはいろんな感情があります。

2021/08/06 井手芳弘

つれづれ416 再び雲」への2件のフィードバック

  1. 金木完成おめでとうございます。あれだけの注文をクリアされたわけですね。素晴らしい。井手さんの手によって神々が宿った宿ったかもですね。

    1. 河端則子さま、
      ご連絡ありがとうございます。
      頑張りました。
      お客様から「とてもよくできていて嬉しい。」との返信をもらいました。
      生徒さんの分の注文がどれだけ入ってくるか、楽しみです。

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