今日は車検の日です。
ひさびさ自分で車を持っていくので、
少し勝手がわからなくなっています。
いわゆるユーザー車検というものです。
ずっと自分で持って行ってたのですが、
車を2台立て続けに替えたので、
その間自分でやることがなかったのです。
前の車を28万kmほど乗ったので
車検の更新時に、大きめのワンボックスカーに替えました。
業者の人にオークションで取ってもらったのですが、
これがはずれの車でギアーは高速に切り替わらないので
恥ずかしいほどエンジン音が高く、
冬は暖房が効かないというもので、
さすがに1年で手放しました。
そして、今の車にして2年目になります。
今の車はとても調子がいいので満足です。
暖房もしっかり効きます。
何年か前に乗っていた車は
、教室の子どもたちから車の値段を聞かれ、
「えっ、それだったら家の車1台で先生の車10台は軽く買える。」
と言われていました。
今の車だと、たぶん8台ぐらいしか買えないと思います。
以前の資料を探しましたが
見つからなかったので、
インターネットで検索しました。
なんと、この数年の間に、
電話の自動登録から、インターネット予約に変わっていました。
早速、インターネットで予約しました。
後で、以前の車の時の申請書類のコピーも出てきたので、鬼に金棒です。
車の下回り、エンジン回り、
ブレーキ関係のチェックをしましたが
問題ないようです。
ウォッシャー液も補充し、準備万端です。
検査当日、
勝手知ったる販売所に行って書類と印紙を買い、
申請書類に記入をし、申請します。
難なく書類も通りました。
少しブランクがあるとはいえ、
勝手知ったるなんとか、か昔取った杵柄です。
スムーズに事は運びます。
そのあと検査ラインへ車を持っていきます。
ホイルキャップも外し、
準備万端で検査官を待ちます。
何度もやっているとはいえ、緊張感はマックスに達します。
検査官の方が来られたら、
指示された通り、ライト、ワイパーなどを
緊張しながら操作していきます。
ボンネットも開けて中を見せます。
すべて完璧、と思ったところ、
「最後部の座席を降ろしてください。」と言われました。
「えっ?そうなんだ。」あわてて後ろに回りますが、
荷物を積みっぱなしなので、座席が倒せません。
大慌てで荷物を前にやっていると、
検査官の方は折りたたまれたまま
座席を確認してくれました。
「すみませんでした。次回気を付けます。」と謝りました。
三段目に座席のある車を車検するのは初めてで、
座席を起こしておかなかければならない、
ということを知らなかったのです。
経験したことはある程度余裕がありますが、
初めてのことはやはり慌てることになります。
検査ラインに入ると
より緊張することになります。
電光掲示板に示された指示に従って、
ブレーキやアクセルやライトなどを捜査していきます。
今回は検査官の方がそばについていて、
いろいろ指示していただいたので、とっても楽でした。
検査の結果、
ライトが光量不足で不合格になりました。
そういえば、前々からヘッドライトのガラスの濁りが気になっていました。
一度は磨いたのですが、
すぐに曇ってきたのでそのままにしていました。
とりあえず、磨いて再挑戦です。
DIYショップに駆け込み、
ピカールを買ってせっせと磨いていると、
先ほど応対してくれた、
あまり対応の良くなかったオジサン店員さんが寄ってきて、
「ライト磨くんだったら、
カー用品コーナーに専用のクリーナーがあって、ピカピカになるよ。」
と教えてくれました。
とたんに、好印象に変わります。
「そうなんだ、ありがとうございます。」
といって、オジサンの案内でクリーナーを買うと再度挑戦。
心なしか、よりピカピカになったような気がします。
再検査も見事に合格し、
めでたく車検証をもらうことができました。
心も晴れ晴れ、天気もより明るくなったような気がしました。
知り合いの勧めで始めた車検ですが、
始めのうちは、本当に自分でできるのだろうか、
ととても不安でしたし、
わからなくてオロオロする場面ばかりでした。
「自分って、本当にだめだなー」と思うことばかりです。
こうやって、できるようになったことがいくつかあります。
荷物の通関業務やネットを使った外国での飛行機やホテル取り、
ドイツ語もそうです。
いずれもはじめは恥ずかしいくらいオロオロです。
新しいことに取り組むたびにこのオロオロが訪れるのでしょう。