夏の集中研修は続きます。今は熟成した記憶を頼りに進みます。

白神山地、なんという神秘に満ちた響きでしょうか。
もののけ姫にも出てくるような響きです。

白神山地は世界遺産に登録されていて、

その深い白樺林は憧れの対象でもあります。
何年か前、マタギの方と一緒に山歩きをしたり、

マタギ小屋に泊まったり、という体験ができるという話を聞き、

一度は訪れてみたいと思っていたところでした。

まず、レンタカーを借りるために能代に行きました。

駅を降りると店に熊の肉を売ります、との看板。

最果ての感じがしてきます。

 

しばらく、歩くと今度はくまモンのシールが、なんだか、しっくりいきます。 

まず白神山地ビジターセンターを目指しました。
そこで、大雨で道路が封鎖されているのを知りました。
道を引き返し、行けるところまで行くことにし、ひたすら進みました。
たどり着いたところは荒涼とつながる、

山また山の風景の真っただ中でした。 車をUターンし、

途中で車を止め望遠鏡をのぞいている人に話しかけました。

その方は、ただの野鳥愛好家、だと思っていましたが、

話を聞くと、ダムなどが出来て、自然の生態が崩れていないか、

の調査をしていて鷲の生息を調べている、とのことでした。
話を聞いてみないとわからないものです。

 

車は五能線沿いを北に向かいます。
途中に岩木山が見えてきました。

独立峰で弘前一帯でその雄姿を見ることが出来ます。
岩木山を横目に車をひたすら走らせます。

 

かなり走ったところに、日本一大きな銀杏の木、

の看板が見えたので、ちょっと立ち寄りました。
確かに、大きな銀杏です。おまけに、とっても元気です。
なんと樹齢1000年と書いてあります。

 

また、車を走らせて道の駅のようなところにたどり着きました。

その間はほとんど車が走っていません。
そこに、「かまりっこはタダ」と看板に書いてある

イカ焼きのお店がありました。
「かまりっこってなんですか?」と聞くと、「においだよ」と、教えてくれました

 

道を走っていると、十二湖の看板が見えました。

ビジターセンターの方から「ぜひ行ったがいい。」と勧められた場所です。大したものはないかも、と思いながら、とりあえず訪れることにしました。

道を走ると、湖の側をいくつか通り過ぎました。

そして、青池の看板のところで道路は終わり、

有料駐車場になっていました。そこでUターンして帰ろうとしましたが、

思いとどまりまたUターンすると車を駐車場に止め、

そこから湖沿いに歩きました。

湖より、印象的だったのはそこに生えている木の葉が透けている様子でした。

 

それは、不思議と美しく、何枚も写真を撮ってしまいました。

そのうちに、湖の不思議な色合いが現れてきました。

佐賀県の樫原湿原で体験したような影と、

反射像と対象物が混在した不思議な色合いです。
戻らなくてよかったな、と思いました。
ふと、その先に別の湖があるとの看板がありました。

まあ、大したことないけど行って見るか、と先に進みました。

そこにあったのは、不思議な青さをたたえた小さめで浅めの湖です。
浅いので、水の底に沈んでいるものを見ることが出来ます。

水面に浮かんだ落ち葉と水面下に沈んでいる木の幹、それにあたりの木々の映り込みがそれは、絶妙なコンビネーションを生み出しています。

呆然として眺めていると、そこへ他の方がやって来られて、

「なんだ、この湖は、葉っぱがたくさん落ちていて、綺麗じゃないね。」と話されています。
「そんなことは…」と思っていると、写真を取ってほしいと頼まれ、湖をバックに取ってあげました。
その後販売所に戻って、その湖こそが青池だということを知りました。
そして、その販売所の方に、

どうしてあの湖は青く見えるのですか?と聞くと、新聞の切り抜きのコピーを渡してくれました。
そこには、ただ、水が澄んでいることによって青く見えるという、

大学の先生の解説が乗っていました。

その湖が、多くの人が訪れたいと思っている有名な湖であった、ということは後で知ることになりました。

また海岸線沿いに車を走らせます。

静かな道は、どこまでもどこまでも続きます。

次は恐山だ!集中研修は続きます。

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