フィンランドの伝統装飾でもある「ヒンメリ」
インテリア雑誌やSNS等で見かける機会の増えてきました。
今回はヒンメリの基本的な作り方を紹介します。
※新バージョンをUPしました(2021/8/6更新)
是非こちら↓もご覧ください
★北欧インテリア・キットで学ぶヒンメリの基本形
ヒンメリ作りに必要な材料
【ヒンメリの材料はペロルのサイトにて購入可能】
・麦わらストロー
・はさみ
・糸(凧糸が扱いやすいです)
・*針(ぬいぐるみ等の長いもの)
・*糸通し
・定規(一辺が長めの作品を作る場合は、
その長さ分、測る事が出来る定規が必要です)
↑*マークのものは、
無くても作成できますが有った方が作業しやすいです。
麦わらストローは 30cmと22cmの二種類があります。
30センチの方が細めです。
22センチはストロースター作成にも利用できます。
太さが違うので、完成時の印象は若干異なります。
作品を作り比べたブログもありますので参考にご覧ください。
正八面体ヒンメリの作り方
同じ長さの麦わらを12本用意します。
【麦わらストロー・カットのポイント】
麦わらは水に浸して柔らかくしてから切ると、
割れや裂けのダメージを抑えられます。
水に浸さず切っても問題はありませんが、
切る時にパキっと裂ける場合があります。
針を通した糸に麦わらを三本通します。
麦わらが三角形になる様にして aの位置で固結びをします。
【結び方のポイント】
固結びをする際は、ゆるみが出ないように
注意して結ぶと完成時が美しくなります。
かといって、強く結びすぎると麦わらが裂けて、
糸が食い込んでしまうのでご注意ください。
(力加減は慣れるまで難しいかもしれません)
※もし糸が食い込んで、わらが裂けてしまった場合は、
目立たないようにセロハンテープで
裂けた箇所を補修しましょう。
さらに麦わらを2本糸に通します。
通した麦わらが、 三角形になる様にしてcの個所で結びます。
同じように麦わらをを2本通してdの位置で結びます。
同じように麦わらをを2本通してeの位置で結びます。
同じように麦わらをを2本通してfの位置で結びます。
さらに一本麦わらを通します。
aの位置と固結びをします。
固結びしたところの写真です。立体になってきました。
aから出た糸の一本を麦藁の中を通してbから出します。
出てきた糸をgに結び、余分な糸をカットします。
出てきた糸を結び、吊り下げて飾ります。
完成です♪
制作時間の目安
上記の正八面体を一つ作るのは、
初めての方でも約10分以内でできるかと思います。
※個人差はかなりあると思います^^;
参考書籍
基本の作り方を覚えたら、
応用して様々な作品を作る事が出来ます。
おおくぼともこさんの書籍の中で丁寧に解説されています。
存在感ある立派な作品が、たくさん紹介されています。
必要な麦わらの数量の計算の仕方
書籍の中には作品ごとに
必要な麦わらの数が記載されています。
(例:5cm×100本、10cm×50本など)
そこから必要な麦わらの数量を計算することが出来ます。
(例:5cm×100本、10cm×50本必要な作品なら、
①30cm1本から5cmが6本:100本必要なので100÷6=16.6 約17本
②30cm1本から10cmが3本:50本必要なので50÷3=16.6 約17本
①+②=34本 :30cmストロー50本入りセット1セットで大丈夫!など)
※ストローは自然のものなので、
割れていたり、つぶれていたり、 一部が細く
なりすぎていたりする場所がある可能性があります。
そうなると上記の様な計算から必要量がずれてくるので、
計算上の数よりも余裕をもった
数量を用意しておくと安心です。
また、参考サイズの記載はありますが、
自分で好きな長さに変えて
オリジナルサイズで作成しても楽しいです。
有ると便利なもの
大きな作品を作る際は、
ヒンメリどおしを組み合わせる作業が出てきます。
机の上で寝かせながら、紐を結ぶことも可能ですが、
何かスタンド等にかけて作業をした方がスムーズです。
ペロルにて販売中のヒンメリ専用スタンドもあると便利です♪
作り方は簡単なのに、奥が深いヒンメリ作り。
みなさんもぜひ作ってみてください♪
ヒンメリ関係のその他の記事はこちら
ペロル 〒814-0031 福岡市早良区南庄6-21-25 1F-A TEL: 092-844-8164 FAX: 092-844-8174 定休日:毎週火曜日 営業時間:10-18時 オンラインショップ: https://perol.jp ご不明な点がございましたら下記よりお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォーム ご注文お待ちしております♪