たくさん書くことがあったのですが、

通り過ぎてしまった今となっては、

なんだか… そう、

今となっては遠い昔のようになってしまったのですが、

2回目の上海について書いてみたいと思います。

そう、それは10月だったかと思います。

ふたたび、佐賀空港から飛び立ちました。

とてもスムーズでした(当たり前のことですが…)

書いたかどうか忘れたのですが、

昨年の上海行の時はかなり大変でした。

チケットが取れていなかったり、

帰りに、買った商品を落としてしまったり

(このことは、恥ずかしいので書いていません)

今年はリベンジで、

すべてのことがスムーズに進んでいます。

佐賀空港でかなり迷惑をかけた

春秋航空の係の人とも顔を合わせずに済みました。

もちろん、先方は覚えていないと思うのですが、

万が一気づかれると恥ずかしいので…

お金も替え、出国管理も済ませ、

飛行機を待つばかりです。

二回目になると余裕です。

と、突然「こんにちは、お久しぶりです。」

と声をかけられました。

前回、迷惑をかけた係の人が目の前に立っています。

「えっ?」こんなところで…

やり過ごしたと思ったのに…

顔から火が出そうに恥ずかしいのを抑えながら、

「前回は大変ご迷惑をおかけしました…」

というのが精いっぱいでした。

上海空港に着いてから、

行くところはわかっています。

浮磁の乗り場です。

いわゆるリニアモーターカーです。

スムーズに乗り込みます。

スピードを上げます。

300㎞/hまで来ました。

さて410km/hへ、

と思っているとスピードが落ちていきました。

やはり410㎞/hは危険だと思ったのでしょうか?

前回の初めての時と比べると、

興奮はやはり、少し収まっています。

かなり探し回りましたが、

ホテルも何とか見つけることができました。

前回泊まったホテルが取れないな、

と思っていたのですが、

ホテルの横を通ると、廃業していました。

あの、部屋からの絶景の展望はもう見ることができない、

と思うと残念です。

でも夜景用の照明設備はそのまま付いていて、

夜空に浮かび上がっていました。

(だれが電気代払っているのでしょう?)

今回泊まったホテルは、

部屋の調度品もいい感じです。

ただ、バスルームへのドアノブが壊れてグラグラです。

ついつい、修理したくなります。

地下鉄に乗ります。

もう、勝手がわかるので余裕です。

列車の中を見回します。

列車の中にはモニターがあり、

こういうことしちゃいけないよ的なことを

地下鉄のキャラクターが動画で示しています。

ただ、次がどこの駅なのかを示す、モニターはありません。

列車の真ん中あたりに

小さく表示が赤い点で出てるだけです。

表示が遠くて、

今どこを走っているかさっぱりわかりません。

列車が止まると空いた扉から、

ホームの駅名を探している人がいます。

私は、もう慣れているので大丈夫です。

指折り数えています。

メッセの会場に行くときに、

帰りの切符を買うのを忘れました。

案の定、メッセが終わってホームにたどり着くと、

切符売り場は人だかりです。

自己責任であきらめて並びます。

ちなみに、中国はペイが発達しています。

列車でも、行き先を押せば、

二次元バーコードが出てきます。

みんな、それを携帯で読み取って、ペイで支払います。

運悪く、私の並んだ列の人たちがトラブって先に進みません。

二次元バーコードが携帯で読み込めないのです。

みんな、何度もトライしています。

さすがに後ろの人たちもいら立っています。

そのプレッシャーに負けたのか、

現金で支払う人も出てきています。

私はその原因が分かっています。

モニターの画像がダブっているのです。

偶然にも、前日切符を買うときに

そのモニターの画像がダブっているのに気が付きました。

やっと自分の番が来て切符を買おうとすると、

先ほどからすきを狙っていた女性が割り込んできて、

自分の行き先を押しました。

日本代表の私は負けられません。

すぐに、キャンセルボタンを押して、

自分の切符を買いました。

ずっと待っていた後ろの人にも

申し訳ありませんから…

今年も、シニア割引を利用して、

高層ビルに昇りました。

今回は、2008年まで世界一高かった、

空中散歩ができるビルです。

栓抜きの形をしたビルです。

日本では、スカイツリーに昇りたい

とも思わないので不思議です。

ビルの一番上の棒状のところの床が

透明なガラス張りになっていて、

その上を歩くことができるのです。

空中散歩は期待したほどの迫力はありませんでしたが、

それでも大したものです。

辺りのビルは、

夜景のためにきらびやかに照明されています。

前回泊まった潰れたホテルも

きれいに照明されていました。

2019/12/20 井手芳弘

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です