皆さん、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。 

お正月はいかがおすごしだったでしょうか?

今年の三が日は、天気予報に反して九州は良い天気でした。

私といえば、ただ何処も行かず、自宅で作業三昧の日々でした。

ありがたいことに、たくさんの仕事をいただいています。

そういうわけで、今年こそは年賀状を早く出すぞ!と思ったのですが

(毎年そう思っています)、

やはりかなわず、なんと例年より遅く、

お正月明けになってしまいました。

毎年謎かけをと思って出していたのですが、

だんだん、気力も衰えてきて、

でも、やはり謎をかけてみました。

いわゆる、公然の秘密というものです。

作る寸前まで、別候補を選んでいたのですが、

土壇場、打っちゃりにてこの画像にしました。

雲間から海に降り注ぐ天使の梯子です。

冬には、よく現れる現象です。

この現象は私のライフワークの一つになっているもので、

これらの雲の中の太陽から広がっている(ように見える)

光の筋同士を、平行として実感するワークです。

ワークというよりは、行といったほうがいいかもしれません。

なぜ、そのようなことを試みるのか?

ただのオタクではないのか?

オタクかもしれませんが…、

光が平行光線であると実感できたら、

空の雲の上にあると思っている太陽の

本当の位置を知ることができる、と思うからです。

本当の位置を知ってどうなるのか?

この世界にあると思っているものが、

実は、この世界外のものでもあるということを

知るだけでなく、実感することにつながるからです。

世界は千手観音のようなものだと思います。

世界はたくさんの手を持っていますが、

私たちには2本の手しか見ることができません。

太陽の本当の位置を実感、認識する行が、

そのほかの、身の回りに存在している物の本当の存在場所

を実感することにつながるのではないか、

と考えています。

現代は、コンピュータの発達により仮想的世界がより強くなり、

外の何も語らない質素な現実の世界に対する

興味、関心が薄れているように思います。

今一度、外の世界の対象物を目の前にして、

その物を通して、見えていないものを実感していけたら、と思います。

年頭の抱負、のようになってしまいました。

ところで、謎かけの件ですが…

この写真では雲間から天使の梯子がたくさんおりてきています。

下が大地であれば、どの梯子がおりているところも明るく輝きます。

ところが、下が海面(水)のこの写真では、

唯一真ん中の梯子の下だけが明るく輝いています。

まるで、水が、

「この光こそ、お前のほうに向かってきている光なのだ。」

と指し示しているかのようです。

水は不思議です。

私たちの中にも、物質的に、また、心の中にも、

この不思議な水が働いています。

2020/01/10 井手芳弘

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