今年もドイツにやってきました。
今年も事前研修なしです。
事前研修というのは、
ドイツに行く前に別の国に行って研修することですが、
昨年のザーレム研修からドイツだけに絞って研修しています。
ということで、ある意味とても楽な研修です。
というのも、
すでに行き慣れたところに行くので
わからないことは何もなく、問題も何も起こらないからです。
成田空港からKLMオランダ航空でアムステルダムに向かい、
乗り換えてチューリッヒ空港に降り立ちました。
成田から11時間、
更にアムステルダムから1時間半ほどの
飛行機の旅です。
チューリッヒ空港から列車に乗ってボーデン湖畔に向かいました。
なんだか、今までよりドイツが身近になった感じです。
とはいえ、気づくことはいろいろとあります。
まず、今回気が付いたのは、車の停め方です。
ほとんどの車が、頭を前にして止めています。
「うーん!これは初めて気が付いたぞ。」
「どうして、みんな頭から停めてるの?
車出しにくそうだし。」と聞くと、
「お尻から停めると、ショッピングカート(ネットショップではありません)
から車に荷物が積めないだろう。」という答え。
よく見てみると、みんな、日本の物より
かなり大型のカートに荷物を山盛りにして出てきます。
「確かにこれじゃ入れにくいよね。」
でも、日本だと後ろに通り道があり
バックで停めても後ろから荷物を積むことができます。
そのことを伝えると
「その分だけ、場所が必要になり、駐車場が狭くなるからね。」
道路や歩道を広くとったり、
庭や公園を広くとったり、
場所がたくさんあるドイツ人の言葉とも思えません。
今度は道路沿いの駐車場です。
そこでも、みんな頭から駐車しています。
「ここは荷物を積み込む必要はないけど。」と聞くと、
「道路から入るときにバックで入ると
後ろの車を待たせたり迷惑になるだろう。」
出るときは、車のいないときにバックで出れば
迷惑にならないしね。」確かに一理あります。
ドイツの田舎だけなのかもしれませんが、
信号機が殆どありません。
交差点はというと、
すべてドーナツ状の道路になっています。
道路を走ってきた車は
このドーナツ道路に右に曲がって入ると左回りし、
自分の進みたいところから出ていきます。
まっすぐ進みたいときも、
とりあえずドーナツに入って半周です。
なれないと、車が目まぐるしく回って
出口を失いそうになります。
イギリスのほうで始まったようで、
信号機がどんどんなくなっていっています。
日本にも上陸するのでしょうか?
日本でも田舎に行けばよく見かける無人販売所です。
袋いっぱいのリンゴが
2ユーロ(260円)ほどで売っています。
とってもかわいく仕上げられています。
近づいてみると、これもよくあるお試しです。
ところが、ここのお試しは、な、な、なんとリンゴ一個です。
早速、お試ししてみました。
そのリンゴの、なんとおいしかったこと。
今まで食べたリンゴの中で(そんなには食べていません)、
一番というほどおいしいリンゴでした。
どんなにおいしいか、
ってうまく表現できませんが、フレッシュで、味がある感じです。
さっそく、みんなで一袋買うことにしました。