295 暑いですね

暑い日が続きますね。うだるような暑さです。

でも、この日々が

夏のほんのわずかの期間だと考えると、

暑い暑いと言っていると、

なんだかもったいないような気がします。

夏休みになってすぐ、

そんな夏を少し楽しもうと、車を走らせてみました。

この場所は、佐賀市にある

多布施川という川で

嘉瀬川から石井樋というところから

水を引いている水路です。

川の両側には歩道があり

桜やモクレンの木が植えられていて

とても好きなところです。

川に沿って狭い車道も通っているので

時折車で走ります。

水量が多いので水の流れが独特です。

暑くても、流れがあるとそうでもなく感じるのは不思議です。

以前、ここで、頭の影から

光が差している現象を発見しました。

草の上で昼寝から目覚めた後に、川を眺めていて発見しました。

この後、高速を走って一路九重高原へ向かいました。

夏はやっぱり高原です。

途中の坂道で葉っぱの裏側が

透けているものに出会いました。

葉っぱの表を見せているものは反射し、

裏を見せているものは光が透過する、

といつも言っているのですが、

現実は複雑に絡み合っていきます。

理想と現実はやはり違います。

理論と違うところ、わからなさ、意外性、が不思議で面白いです。

たどり着いたのは、瀬の本高原です。

阿蘇とその外輪が一望に眺められるところで、

たくさんの観光客の方々が立ち寄られます。

夏休みはじめの平日だったせいか、

止まっている車は少なめです。

そんな中で、虹色の車輪のバイクを見つけました。

金属の表面に焼きを入れることで、

表面が酸化して、その度合いで虹色の色合いが生まれてきます。

「すごい珍しいですね。」と言うと、

「今は結構ありますよ。」との返答でした。

「写真を一枚撮らせてください。」とお願いすると、快くOKしてくれました。

雲が広がりながら広い空に浮いています。

光を含んだ心地よい風が吹いてきます。

雲とともに心も軽く浮き、流れ始めます。

時間はかかりますが、

やってきただけの価値はあります。

心の中にも光と風を通し、クリーニングです。

丘の上を道がずっと続いています。

道と一緒に心も遠くへ連れて行ってくれそうです。

心がフワッと広がっていきます。

心の洗濯をした帰り道、

とても清らかな流れに出くわしました。

透明度は四万十川にも引けを取らないほどです。

まさか、この川で、と思いきや、

じつは水面に緑色の橋の欄干が映り込んでいました。

どう見ようとしても、きれいな流れにしか見えませんよね。

奈良へ行く出張の途中で大阪に立ち寄りました。

工事のクレーンのワイヤーが高層ビルの垂直を

測っていように見えました。

画像を拡大してみましたが、

ワイヤーの一本は、ぴったりビルのラインと重なっていました。

当然かもしれませんが…

あべのハルカスも測ってみたくなりました。

いよいよ、奈良に突入です。

2016.08,05 井手芳弘

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