梅の花が満開を過ぎています。
サクランボの花も満開です。
ハクモクレンも開き始めました。
昨日は春分の日で祭日でした。
福岡は天気も良かったので、
出かけられた方もおられるでしょう。

お休みになることはうれしいのですが、
なぜ、春分の日が大切なのか私には分かりませんでした。
学校では、お日様が真東から昇って、真西に沈む日。
昼と夜の長さが同じになる日。
と習った気がします。
今の子どもたちに聞いても、
あまり関心がないのか、
学校で習わないのか、
ほとんど知りません。

最近になって歴史や暦のことを知るにつけ、
春分の日の大切さが分かってきたように思います。
調べ始めると、とても奥深く、
どんどん深みにはまっていきそうです。
そして、やはり、きっぱりと決められないものだ、
ということもわかってきます。

春分の日の次の日(今日)の朝、日の出を見ました。
「ああ、あそこがだいたい真東なんだな。」
「とすると、自分の影ができている方が西か。」
「でも、昔はどうやって真東を決めていたのだろう?」
「北極星は真北じゃなかったはずだし…」
つい考えこんでしまいます。
「そういえば、あの太陽の場所に、うお座があるんだよね。」
想像してみます。
「うお座はどんな感じで昇って来てたっけ?」
思い出せません。
頭の中ではわかっているつもりでも、
実際に当てはめてみると、
毎回最初からやり直しです。
自分がついつい勘違いしていることが出てきます。

世界は再び蘇っています。

そう、イースター(復活祭)がやってきます。
イエス様の復活のお祝いの日です。

今年は4月20日で暦上は最も遅い日になります。
一番早いときは3月22日です。
不安になったので、ネットで調べてみました。
数限りない情報が出てきました。
読んでみても、チンプンカンプンなこともたくさん書かれています。
これまで、たくさんの人たちがこのことに係わり、
数限りないドラマがあったことでしょう。

以前は図書館に行って調べなければならなかった情報が、
今ではすぐに、どこででも検索出来てしまいます。
距離と手間で妨げられて(守られて)いた情報が、
瞬時に流れ込みます。

多分、以前書いたと思うのですが
(最近より忘れっぽくなっています)
なぜ復活祭の日にちが変わるか、というと
イエス様がいたころのユダヤの人たちは
月の暦を使っていました。
いわゆる旧暦です。
そのために、ユダヤの暦で
<イエス様が亡くなって復活された日が
春分の日の次の満月の次の日曜日だった>、
とのことでその日を今の暦に合わせると、
毎年日にちが違うことになってしまいました。
韓国の人たちもお年寄りの人たちは誕生日を旧暦にしていたので、
今の暦でお祝いするときに毎年違う日にちになる、
と聞いたことがあります。
今 の若い人たちは違うようです。

でも、
それではなぜクリスマスは12月25日に固定されているのか、は
逆に謎ですが。

そう、私の中でも復活したものがあります。
それは、1時間片づけです!
それも、これまでの1時間片づけの改良版です。

これまでの1時間片づけの問題点は、
1時間たっても止めないところでした。
最初は気乗りがしないけれども、
1時間たつ頃には、しっかり調子づいて、
ずっと続けてしまっていました。
片づけは進むのですが、
他の仕事ができなくなってしまい、
いつしか消えてなくなりました。

改良型は違います。
<1時間たったら必ずそこでストップする>
というやり方です。

時々途中で終わらずに、時間が伸びることはありますが、
結構いい感じです。
今のところ3日はとうに過ぎ、
ひと月以上は続いている気がします。
片づけが趣味、と言っても恥ずかしくない気がします。
『片付けられない人が書いた、
片付けられない人のための捨てない片づけの本』
を出版してもいいぐらいです。

気が付くと、
このまま引き続き終活に進んでいいくらいの年齢になってきました。
親しい知り合いも次々に天国に旅立っています。

いつ、何があるか分かりませんし、
このまま終活に向けて整理していけたらと思いますが、
何せ量が半端ないのでいつになるやら、という感じです。

2025/03/21 井手芳弘

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