170 光と色の話・2 光は不思議なもの、だって手に届かない遥かかなたから射してくる。 温かみも音もない、とても私たちが生きていけない宇宙空間を通り抜けて私たちの地球へやってくる。地球の空気に触れることで空気を明るくし、
169 光と色の話・1 「光って目に見えないって聞いたんだけど。それって変だよね。」 そりゃ、見えないさ。 「えっ?やっぱりそっち派?」 「だよね。どう見たって!」 「光は見えてるじゃない。」 どこに? 「どこにって…、
137 語りかけてくるものと明らかになっていくもの 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 この季節になると、やはり木の枝ぶりが気になります。 すべてをそぎ落とした後のすがすがしさと、 これからの展
134 しみじみとした感じ この季節は意識がボーッとしてきます。 いつもボーッとしているといえばいえるのですが… 何か、ずっと昔のことを思い出すような、そんな感じです。光 の中に懐かしさが含まれているような気がします。
132 視覚(思覚?) 昔、ゲオルグ・マイヤーという人の書いた『Optik der Bilder(像の光学)』という本の中に、 「視覚とは受け身のものではなく、自分から何かを出しているような能動的なものである。」 という
128 月山研修 Part2 朝早く3時に起きるつもりが4時になってしまう。 外はすでに明るくなっている。 急いで起きると、ばたばたと山小屋を出かけていく。 昨日の水たまりを携えた瞑想岩を通り過ぎ、さらに上りは続く。 昨
113 すがすがしい青 色合いが去っていった、しかしそこに生まれてくるのはすがすがしい青。 正月明けにいつもの海の側を車で走る。 冬の鉛色の空といぶし銀のような曇りの天気に内的に鎮められながら。 眼前に広がるのは、ブルー
