第61回 逃がした魚は大きい いい天気が続きます。 なんとはなく、静かな日々です。 ついつい光の中に意識が深く浸かり込んでしまいそうです。 こういう日は、ついついボーッとして、 こんなことでいいんだろうかっ
第59回 お月様いくつ?十三七つ お月様が日に日に大きくなってきます。 それは、お祭りに向けて期待で胸が膨らんでいくようです。 「だれの?」「もちろん、お月様 とボクの。」そんな絵本いいかもね。 <お月様とボクの胸が膨ら
第54回 夏の夕暮れの夢 数日前、入道雲がニョキニョキと育った日がありました。 いつもは地上1000メートルあたりに暮らしながら、自分の頭のはるか上に、 遠くの世界から流れてくる風によってできる雲たちを憧れ
第52回 日々の楽しみ 田んぼの水を眺めること、一年に一度田んぼが湖に変わる日、それも浅い浅い湖に。 その楽しみは、仕事と結びついているから逃すこともない。 浅い湖は、深い湖と同じようにお日様を映し出すけれど、 浅い浅い
第50回 相変わらず若葉酔い 相変わらず、赤頭巾はおばあちゃんのうちにたどり着いていません。 相変わらず、あっちの葉っぱ、こっちの花と渡り歩いているのでした。 輝く葉はあまりに物質離れしていて、夢のようです
第28回 梅雨は青い帽子をまとって 今年は、なかなか梅雨の雨が降りません。 このままだと、晴れたままで夏至の太陽が拝めそうです。 梅雨に入る前の楽しみはなんといってもその青白い空気です。 時間
第24回 春の目覚め 意識がドイツに行っているうちに、いつの間にかわたしの身近に春がやってきていました。 春の楽しみはいろいろありますが、わたしにとってはこの白モクレンの花が特別な感じがします。 たぶん、心までも