オーナーの井手芳弘がつれづれに書いてます。
毎月2回くらいのペースで掲載予定です。
第42回 日向ぼっこ 日向ぼっこに最適の季節になってきました。 色鮮やかな木々の葉が落ちた後の枝々が残骸のように感じられたのに、 寒風の中、期待に胸を膨らまし春を待つ木の芽に感じられるのが不思議です。 何かが変わっていっ
第41回 ハレ いつも思うことですが(この書き出しが多いような気がするなあ)クリスマスを過ぎたあたりから、 春の日差しが射してくるのを感じます。 季節はこれから冬本番に入っていく中、光だけは先取りして春を歌っているようで
第40回 浄化の火 今回は引き続き鉄作りの話を書きたいと思います。 あれは、ちょうど腰を痛めて寝ていたときのことです。 なんとか起き上がり、やっとの思いで出かけていきました。 どうしても鉄作りを体験したかったのです。 思
第39回 迎え火 追い詰められるって、いつものこと……。 私はらせん教室の講義録に追われ、 店のHPに追われ(自分で追い詰めているだけのことですが) それまで、ずっと家に寝ているしかなかった私は、とうとう文章を書くために
第38回 ただ何となく もともと好きなことは日向ぼっこだったのです。 時間さえあるとよく人がいないところに出かけては、 水面を見つめていることが多かったように思います。 こういう自分は、あまりに年寄りくさく、とても明るく
第37回 秋の展覧会 先週の土日にラウムで福岡シュタイナー教室の作品展が行われました。 今年で二回目になります。 子どもたちの作品展以外に、手作りを体験する手作りコーナー、 それにお母さん方が作られたものを売るバザーが行
第36回 つれづれってる(?)今日この頃 アレキサンダー・ヴィンターさんの講座はなかなかのものでした。 と言うか、なかなかのものだ、などと余裕をかまして眺めているより 遥かかなたにすばらしい講座でした。 アッ・アレキサン
第35回 物作り 最近、ポストカードを作るために自分の撮った写真の見直しをしました。 相変わらずの整理のなさ、でほしい写真を探し当てるのに苦労をしました。 また、探し始めると、あの写真、この写真と、その中から4つを選ぶの
第34回 空は開けた 秋の日がやってきました。 それまで混然としていたものがまた整理されていく感じがあります。 それは、入道雲でかき回されていた眼前の空にも起こり、私の心の内部でも起っています。 地上近くの地方雲(つれづ
第33回 ゴジラたちのふるさと 前回は話が流れていってしまいました。 書くつもりにしていたのは違うことだったのですが。 また流れていくかもしれません。 なんてったって、雲の上のことどんな風が吹いているやら。 飛行機につい
第32回 影送り まだまだ暑い日が続きますね、 巻頭言のほうに、なんだかつれづれのような文章を書いてしまいまして。 その続きを書くような、なんとも境目がない文章になりかけています。  
第31回 ある夏休みの日々(不思議なものたちに囲まれて) 夏休みは、普段とは違った忙しさです。 いつもは定期の講座の日々ですが、夏休みは特別講座などなどで動き回るからです。 普段とは違い、慣れないことも多い