第52回 日々の楽しみ 田んぼの水を眺めること、一年に一度田んぼが湖に変わる日、それも浅い浅い湖に。 その楽しみは、仕事と結びついているから逃すこともない。 浅い湖は、深い湖と同じようにお日様を映し出すけれど、 浅い浅い
第51回 青い風と白い蝶 月日は気がつかないうちに流れていきます。 それは、植物の変化、光の変化などに突然気づかさせられます。 それは、流れていく雲をじっと眺めていてもその形の変化に気づかないのに、 ふと目
第50回 相変わらず若葉酔い 相変わらず、赤頭巾はおばあちゃんのうちにたどり着いていません。 相変わらず、あっちの葉っぱ、こっちの花と渡り歩いているのでした。 輝く葉はあまりに物質離れしていて、夢のようです
第49回 若葉の迷い 今はゴールデンウィーク天気のいい日が続いています。 ゴールデンウィークは大変です。 店の業務以外に、家の仕事があります。 田植えのための種まきの準備をしなければいけません。 籾種をまく
第28回 梅雨は青い帽子をまとって 今年は、なかなか梅雨の雨が降りません。 このままだと、晴れたままで夏至の太陽が拝めそうです。 梅雨に入る前の楽しみはなんといってもその青白い空気です。 時間
第26回 撮影したいもの 愛用のデジカメが壊れてしまいました。 今修理に出しています。 写真を取ることができません。 そうしている間にもすばらしいものが私の前を通り過ぎていきます。 今日なども、来るときの空には、 今まで
第24回 春の目覚め 意識がドイツに行っているうちに、いつの間にかわたしの身近に春がやってきていました。 春の楽しみはいろいろありますが、わたしにとってはこの白モクレンの花が特別な感じがします。 たぶん、心までも
第17回 冬の日ざしの下で 冬の楽しみは、葉を落とした木々たちとの出会いです。 それまで葉の衣に覆われ、身体をそよ風でゆすっていた木たちは、 その衣を脱ぎ(うう・・・寒そう、よりによって冬に)自分の身体を透かせていきます