オーナーの井手芳弘がつれづれに書いてます。
毎月2回くらいのペースで掲載予定です。
167 星の話・28 「パパ パパ」 「お母さん、ひな人形、出してくれるって言っておいて、そのままひな祭り過ぎてしまったじゃん。」 えっつ?それじゃ、旧暦 でひな祭りのお祝いすればいいんじゃない? 「なに、それ?」
166 星の話・27 ボクが学んだシュタイナー教員養成所には理科の先生として鶴(Klanich)先生という雄牛のような先生がいたんだけど、その先生が地球を中心にした水星の一年間の動きである三つの輪をもったフォルムと三つの
165 星の話・26 「パパってさー、昔から星のことばっかり考えてたの?」 いいや、そうでも無かったよ。 「じゃどうしてそんなこと考えるようになったの?」 そうだね。 それは、シュタイナー教育について学ぼうとドイツに行っ
164 星の話・25 「最近、言い訳多くなったね。」 何の? 「心の動揺の」 ああ、あれね。 地球のね。 「そう、月の影響を受けないようにお尻を振っている地球が、どうして月の影響を受けて心が動揺するかってこと?」 動揺す
163 星の話・24 「地球は太陽や月やその他の星たちの引力を受けてそちらに引っ張られて動きながら自由だってどういうこと?」 えっつ? 頭痛から解放されたの? 「何言ってんのよ。それ、いつの話?」 「お陰で、気になって眠
162 星の話・23 「パパ−、訳のわからない話、ある?」 あるよ 「何の話?」 引力の話 「どんなの?」 太陽は地球の周りをまわっているって話。 「それは、聞いたよ。」 「それって、地球の動きを止めてみてみると、太陽が
161 星の話・22 身の回りには普通に存在しているのに、よくよく考えてみると、とっても不思議なことってあるんだよ。 例えば、<自分>なんてとても当たり前に存在しているけど、考えれば考えるほど分らないものだよね。 そこま
160 星の話・21 「昔のお話って、星と神さまのお話って多いよね。」 「昔の人たちって、星の世界から何かが聞こえてきたのかな?」 「私にとっては輝いているだけの星でしかないけどね。」 そうね、それはパパにもわからない。
159 星の話・20 「星の話って難しいよね。考え始めるとこう、頭がグニャッてなる感じで、どっちが上でどっちが下で、どっちが動いて動かないでなんて考え始めると、頭の中が引きちぎれそうになってしまうよね。いっそのこと、考え
158 星の話・19 「毎日私たちに光をくれているお日さまって、一体なあに?」 そうだね、私たちを目覚めさせて、元気づけてくれるもの? 「強すぎると疲れてしまうけどね。」 「植物たちだってね。」 お日さまって、光を受けて
157 星の話・18 ペロルさんのお家って、街の外れの大きな森のそばにあったんだ。 だから、よく森の中を散歩していた。そこには、やさしい枝先をしたブナの木や、無骨な枝先のカシの木などの大きな木が沢山あって、森はどこまでも