189 光と色の話・19 春の光だね。 空気の中にも少ししみ込んで行ってるよね。 蝶々と妖精がフラフラと風に乗りながら飛んでいくよね。 軽い酔いとともに。 時々、お日さまの顔ってどんなんだろうって考えるんだ… 「お日さま
188 光と色の話・18 うおー! パラッ パラッ うおー! パラッ パラッ 「・・・なにやってんの?!」 えっ? お祓い・・・ 「鬼が豆撒いてどうするの?」 「おまけに、節分とうに過ぎてるけど…」 鬼違う… これ、なま
186 光と色の話・16 「雪積もらないね…」 積もったら大変じゃない? 車は走れなくなるし、寒いし… 「ソリ遊びできるし、雪だるま作れるし…、かまくら作ってみたいなー」 「中で、お餅やいて、ぜんざい食べて…」 「真っ白
185 光と色の話・15 「お正月過ぎて雪降ってきたね。」 「北の国では、もうしっかり冬景色だろうね。」 はなさかじいさんが灰じゃなくて、雪をまいて、木々に雪の花を咲かせている感じだね。 「お正月って、白い色が似合うよね
182 光と色の話・12 「発表どうだった?」 えっ?何の? 「虹の発表だよ。」 「虹を紹介するってやけに張りきってたじゃない。」 ああ、あれね… 「えっ?うまくいかなかったの?」 うまくいかなかったわけじゃないけど…
181 光と色の話・11 「今日も相変わらずボーッとした日が続くの?」 ボーッとしてない… 真剣に考え事してる。 「えっ?ボーッとしているようにしか見えないけどなぁ…」 「なに考えてるの?」 今度講座をやる虹の話 「また
180 光と色の話・10 いい天気だ…… 「……」 「まだ、ボーッとしてるの?」 ふと思い出した。 「今度は何?」 おじいさんのこと。 「エッ?パパにもおじいさんいたの?」 「そういえば、年をとると昔のことを思い出すって
179 光と色の話・9 「秋の日って気持ちがいいね。」 「暑くもなく、寒くもなく。」 …… 「なに黙ってんの?」 …ボーッとする… 「どこかおかしい?(まあ、いつもどこか変だけどね)」 秋になるとボーッとしてしまう。 「
176 光と色の話・8 夏の空は続く。 こうして、ビルの谷間の切り取られた空間で過ごしていても 子どものころに過ごしていた、広い夏は、ここまで続いている。 木々の間を抜けていく太陽からの輝きを通して、 雲の上に乗っかって