163 星の話・24 「地球は太陽や月やその他の星たちの引力を受けてそちらに引っ張られて動きながら自由だってどういうこと?」 えっつ? 頭痛から解放されたの? 「何言ってんのよ。それ、いつの話?」 「お陰で、気になって眠
162 星の話・23 「パパ−、訳のわからない話、ある?」 あるよ 「何の話?」 引力の話 「どんなの?」 太陽は地球の周りをまわっているって話。 「それは、聞いたよ。」 「それって、地球の動きを止めてみてみると、太陽が
161 星の話・22 身の回りには普通に存在しているのに、よくよく考えてみると、とっても不思議なことってあるんだよ。 例えば、<自分>なんてとても当たり前に存在しているけど、考えれば考えるほど分らないものだよね。 そこま
160 星の話・21 「昔のお話って、星と神さまのお話って多いよね。」 「昔の人たちって、星の世界から何かが聞こえてきたのかな?」 「私にとっては輝いているだけの星でしかないけどね。」 そうね、それはパパにもわからない。
159 星の話・20 「星の話って難しいよね。考え始めるとこう、頭がグニャッてなる感じで、どっちが上でどっちが下で、どっちが動いて動かないでなんて考え始めると、頭の中が引きちぎれそうになってしまうよね。いっそのこと、考え
158 星の話・19 「毎日私たちに光をくれているお日さまって、一体なあに?」 そうだね、私たちを目覚めさせて、元気づけてくれるもの? 「強すぎると疲れてしまうけどね。」 「植物たちだってね。」 お日さまって、光を受けて
157 星の話・18 ペロルさんのお家って、街の外れの大きな森のそばにあったんだ。 だから、よく森の中を散歩していた。そこには、やさしい枝先をしたブナの木や、無骨な枝先のカシの木などの大きな木が沢山あって、森はどこまでも
156 星の話・17 太陽の光は平行光線だって聞いたことがあるよね。 それってどういうことかわかる? 「簡単なことじゃない。」 「お日さまの光が平行に来ているってことでしょ。」 「例えば、小さな窓を通ってきた電灯の光やロ
155 星の話・16 空には星や惑星や月や太陽があるよね。 でも、それって見えるだけで、音は聞こえないし、 匂いはしないし、もちろん触ることはできないよね。 「当たり前じゃん。だって、地球から離れたずっと遠くにあるんだか
154 星の話・15 昼間には見えないけど、たくさんの星が出ているってこと知ってる? 「もちろん知ってる。」 えっ?すごいじゃない!どこで聞いたの? 「……」 「自分で話したくせに。」 …… えっ!話覚えてたの? 「……
153 星の話・14 「ねえ、七夕の時に織姫と彦星が出会うじゃない。」 「もし雨が降ったら、織姫と彦星を見ることはできないの?」 「一年に一回のチャンスを逃しちゃうってわけ?」 「おまけに、二人とも一年に一回会うチャンス
151 星の話・13 「パパの話って、よく自分の影の話が出てくるよね。」 「自分の影って、なんだかとっても不思議だと思う。」 「お話しの中だって、よく影の話が出てくるし、 ピーターパンの話の中でも、影を取られたりするし、